100年以上の歴史に基づく信頼と実績は何よりもの強み。 ラグジュアリーブランド開業を次々と公表。日本国内での積極的な展開を目指す
昨年、東急不動産と「LXR ホテルズ&リゾーツ」ブランドの「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」プロジェクト公表に引き続き、三井不動産と「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」のプロジェクトを公表するなど、これまで日本にはなかった新しいラグジュアリーブランドの開業を続々と公表しているヒルトン。本インタビューではヒルトンにおいてラグジュアリーおよびライフスタイルブランドの運営を統括するニルス- アーン・シュローダー氏に現状と今後の展望について聞いた。
ニルス- アーン・シュローダー 氏
(Nils-Arne Schroeder)
ホスピタリティ業界では、世界中のさまざまな国において30 年以上の経験を有し、ヒルトンでは20 年以上のキャリアを持つ。近年、インドネシアと東ティモール地域のリージョナル・ジェネラルマネジャーを務め、ヒルトンの5 軒のホテルとパイプライン14 軒のポートフォリオを運営していた。その間、パイプラインの成長をリードし、従業員のトレーニングと人材戦略の開発、堅調な業績、ブランド価値、ゲストの満足度、エンゲージメント、サービスの質などの様々な側面でパフォーマンスを推進する上で重要な役割を果たした。豊富な経験を通して、アジア市場についての理解を深め、コンラッド・ソウル、ヒルトン北京王府井、ヒルトン南海ゴルフ&スパリゾート、ヒルトン・クアラルンプールの開業と運営に成功をもたらした。特に、コンラッド・ソウルでは5 年間総支配人を務め、最高のパフォーマンスを発揮するホテルのひとつとして、数々の世界的な賞を獲得し、ブランドの再定義に貢献した。ドイツ出身。