星野リゾートグループは7月27日、ANAクラウンプラザホテル4施設を取得することで合意したと発表した。金額は追加投資を含めて400億円弱を予定。4施設の売主は米国系ファンドの子会社であり、取得は4施設の不動産の所有および経営を行なう法人の取得により行なわれるとしている。
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今回同グループが取得する4施設は下記の通り。
ANAクラウンプラザホテル金沢(249室)
ANAクラウンプラザホテル富山(251室)
ANAクラウンプラザホテル広島(409室)
ANAクラウンプラザホテル福岡(320室)
星野リゾートによると、日本観光の強みである文化観光について、拠点としての地方都市にはすでに多くの観光客が訪れており、利用されるのは価格と立地から宿泊特化型ホテルが主流だが、同社独自の市場調査から、観光客のニーズを十分に満たしていない面があると判断しており、今後この分野において星野リゾートの経営力を生かしていきたいとしている。
同社は国内の都市観光に高い成長性を見込んでおり、地方都市のビジネス主体のホテルに変革をもたらすことで日本観光を活性化させることができるとし、その第一弾として今回、上記4施設の経営の参加し、都市観光市場のニーズにマッチしたホテルサービスの在り方を模索するとしている。
星野リゾート
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