ログイン
検索
  • TOP  > 
  • 記事一覧  > 
  • 2020年、新たな“アイランド・デスティネーション”として「アマン ニューヨーク」開業

2020年、新たな“アイランド・デスティネーション”として「アマン ニューヨーク」開業

2017年10月27日(金)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 アマン ニューヨークはマンハッタンの中心地である五番街と57th ストリートの交差点にある、セントラルパークを臨む立地のクラウンビル(Crown building)内に開業するもの。客室およびスイートに加え、アマン初となる都市型アマンレジデンスを擁する予定。同レジデンスは全20 軒のプライベートな邸宅から構成され、ここにエクスクルーシブなコミュニティが形成されることとなる。1921 年建立のクラウンビルはマンハッタン島で最も建築的価値が高い建物の1 つとされており、アメリカの黄金期を彷彿とさせる五番街の躍動が伝わり、ニューヨークで最も秀でたネオクラシカル・ボザールの建築と評されている。

 アマン ニューヨークの所在地、 “730 Fifth Avenue” は、説明するまでもなくニューヨークの画期的な新時代の象徴として、伝説、栄冠などと例えられ、親しまれてきた。鼓動し続けるマンハッタンの中で、パークビューの好立地はもとより、今やその数も少なくなったニューヨークの伝統建築が、主張すぎないエレガントなアマンの建築デザイン、優雅で上質なアマン独自のライフスタイルと融合し、ホテルゲストとレジデンスオーナーに唯一無二の空間を提供している。MOMA (ニューヨーク近代美術館)の最初の拠点であったクラウンビルは、アマンニューヨークの開業に伴い、新たな転換期を迎えるもの。2021年に建設100 周年を迎えるクラウンビルは、完全修復を経て、アマンの魂を宿りながら、さらなる歴史を刻んでいくとしている。

アマンの会長兼CEO ウラジミール・ドロニン 氏
「アマンはこれまで世界各地で最上のロケーションを探し求めてきましたが、今後は厳選された都市への展開にも注力していきます。クラウンビルとアマンとの出会いは、世界で最も躍動的で優れた街ニューヨークへの私どもの進出に際し、またとない絶好の機会です。私どもは、この大いなる歴史を持つ象徴的なビルにおいて、新たな時代の幕を開ける担い手となることを誇りに思います。全てのアマン同様、アマン ニューヨークも地域のコミュニティとの繋がりを大切にしていきます。ニューヨークの躍動的なエネルギーを受けとめながら、アマンならではのエッセンスを織り交ぜ、ゲストの皆さまに新たな喜びに満ちたおもてなしを提供していく所存です」。


 数多くのアマンを手がけてきた設計事務所、デニストン(Denniston)を率いるジャンミッシェル・ギャシーにより、アマン ニューヨークのデザインは、建物本来の優れた建築性とその深い歴史的価値に敬意を表しながら、ラグジュアリーの概念を超えたアマン独自のデザイン哲学を反映していく。クラウンビルの地上3 階までの商業施設を除く全ての空間を有し、83 の客室およびスイート、3 カ所のダイニング、スパ、上層部に19 軒のプライベートレジデンス、そしてセントラルパークを一望する5 フロアからなるペントハウスを1 軒、最上階に備えます。さらにメンバーズクラブの開設も進行中であり、アマン ニューヨーク内には会員専用施設のオープンも計画されている。

 アマン ニューヨークでは、隠れ家のようなエントランスに到着したゲストは、10 フロアもの吹き抜けのロビーに圧倒されるという。何層にもなる落ちついた色合いの天井パネルは、アジアにルーツをもつアマン独自の美学を彷彿とさせるとしている。大都会の環境に適応したアマンのDNA は、絶妙なハーモニーを奏で、建物自体の力強い存在感と見事に溶け合うとしている。

 館内に用意された83 の客室およびスイートは、アマンならではの静謐かつ広々とした空間を有し、全室70平米以上で暖炉を設えるなど、ニューヨークでは比類ないスケールを誇る。客室は、ニュアンスのある色使いと革新的な照明デザインがゲストを包み込むような温かみを創出する。また、コンテンポラリーデザインのバスルームと居住空間の間の仕切りをピボット式ドアにすることで空間全体をよりモダンな雰囲気に変えるなど、デザインにも工夫を施す。

 7-9 階にわたり3 フロアを占有する総面積2,000 平米のアマン・スパは、ホテルゲスト、レジデンスオーナー、そしてクラブメンバー専用となる。ダブルデイベッドと暖炉に囲まれた25メートルのインドアプールを中心としたスパスペースは、忙しなく動き続ける街から一歩離れ心落ち着く場所への逃避を求めるゲストに相応しい空間となる。2 つのスパハウスは、完全プライベート空間として、ダブルトリートメントルーム、サウナ、スチームルーム、温水と冷水それぞれの小さなプランジプール、カバナ、デイベッド、暖炉付きアウトドアテラスを備えている。

 アマン ニューヨークのさらなる魅力は、活気溢れるパブリックエリアとソーシャルエリア。ホテルゲスト、レジデンスオーナーのみならず、地元ニューヨーカーのゲストも歓迎する。10 階フロアを囲むようにデザインされたガーデンテラスには、セントラルパークの眺望が楽しめるバー、シガーバーが併設され、人で溢れかえるニューヨークでは他にない、ゆったりとした豊かな空間を提供する。ガーデンテラスは、通年お楽しみいただけるダイニングエリアの中に、心休まる水のスペースと、中央には暖炉が備えられ、活気とエネルギーの絶えない、人を惹きつける場を演出する。

 また、スカイロビー内にあるピアノバー、アマン発信の和食ダイニング Nama、プライベートワインテイスティング、イベントなどを行えるワインライブラリー、地下階にあるジャズクラブなど、食のデスティネーションとしても、注目を集めることが期待されている。

 クラウンビルの象徴である黄金のビル最頂部には、最上階レジデンス、クラウン・ペントハウス(Crown Penthouse)となり、このオーナーは、21 世紀に蘇る、ニューヨークの建築史上有数のアイコンを所有する、希少な機会となる。徹底したプライバシーと、セントラルパークを一望できるペントハウス外部は、テラスに囲まれ、インドアとアウトドアのプールを併設している。そのほかのレジデンス(一部がアウトドアテラスと温水対応プール付)全てにおいてもアマンのサービスを提供する。レジデンス所有者はホテルの全施設に加え会員専用ラウンジも利用可能だ。

 アマン ニューヨークは、アマン独自のきめ細やかなサービスを通して、眠ることのない、エネルギー溢れるニューヨークの街に、徹底したプライバシーと心休まる空間を提供する。
 再びミッドタウン地区のリーダーとして生まれ変わるクラウンビル — アマン ニューヨークならびにレジデンスは、2020 年に待望の開業予定だ。


アマン ニューヨーク
https://www.aman.com/ja-jp/resorts/aman-new-york

月刊HOTERES[ホテレス]最新号
2024年03月15日号
2024年03月15日号
本体6,600円(税込)
【特集】ホテルの未来〜マネジメント人材の育て方〜
【TOP RUNNER】
デュシット・インターナショナル 京都地区エリア総統括支配人…

■業界人必読ニュース

■アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヶ月
CLOSE