3月25日、国土交通省都市局まちづくり推進課は、国土交通大臣が旧奈良監獄の保存および活用にかかわる公共施設等運営事業を優良な民間都市再生整備事業計画として認定したと発表した。これにより、国の重要文化財に指定された「旧奈良監獄」の保存・維持管理を行ないながら、文化財ホテルとして上質な宿泊施設を整備し、地産地消レストランやイベント広場などを整備することで、旧奈良監獄・鴻ノ池運動公園周辺地区の地域活性化に貢献していくという。
旧奈良監獄を宿泊施設として運営するのは星野リゾート。
ホテル部分の事業スケジュールとしては、平成 30年度から実施設計等が開始されており、着工は令和 4年度 4月開始、竣工は令和 6年度 1月予定。なお、旧奈良監獄の事業施行期間は平成 30年 11月1日から令和 7年 3月31日予定。
【施設概要】
事業名称:旧奈良監獄の保存及び活用に係る公共施設等運営事業
所在地:奈良県奈良市般若寺町 18-1、18-4事業面積:100,478.80m2
構造:煉瓦造、等設備 :電気、給水、排水、換気、暖房、冷房、消火、昇降機、避雷針設備、等
用途 :ホテル、物販飲食、史料館、等
旧奈良監獄の全景イメージ