ログイン
検索
  • TOP  > 
  • 記事一覧  > 
  • 2021年9月10日号 トップインタビュー ヒルトン名古屋 総支配人 スニット・ラージャン 氏
2021年9月10日号 トップインタビュー ヒルトン名古屋 総支配人 スニット・ラージャン 氏

トップインタビュー ヒルトン名古屋 総支配人 スニット・ラージャン 氏

【月刊HOTERES 2021年09月号】
2021年09月08日(水)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「ロード・トゥ・リカバリー」を掲げて未来に向けた計画を推進していく

----ヒルトン名古屋としての取り組みを教えてください。

名古屋市内においてアッパーアップスケールのインターナショナルホテルを展開しているというのが私たちの立ち位置ですが、その中で特にフード・アンド・ビバレッジの取り組みが大きくハイライトされています。
 「ヒルトンスイーツ」の企画も提案させていただき、これからクリスマスや新年といった季節に合わせた展開が待ち受けています。
 
  また、「ヒルトン・オーナーズ」プログラムの会員の皆さまに向けて、2021年 6月からレストランのご利用について割引させていただくプロモーションを開始しました。「ヒルトン・オーナーズ」プログラムはアメックスとの提携カードを発行したばかりですが、こちらについても会員の皆さまによりロイヤリティーを感じていただける仕組みを提供していきます。
  
  テクノロジーの面では、非接触型サービスについてホテル産業の中で一歩先を行っていると自負しています。アプリケーションを通じたデジタルキーなどの機能があることを広く認知していただけるよう、取り組みを進めていきたいと思います。その他にも長期滞在のお客さまに自宅にいるような感覚で過ごしていただけるサービス、ワーケーションの利用をフィットネスやプールと組み合わせることで快適な仕事環境と滞在をお届けするサービスを提供しています。
   
    週末の家族での滞在も充実させていきたいと考え、そのためのプランの発信にも2020年から力を入れています。2021年 6月からは、WEBサイトの予約段階でコネクトルームを確約できる仕組みを大手ホテル企業初のサービスとしてお届けしています。二つの客室をコネクトした形で予約が取れるということで、ファミリーステイにも強く訴求できると思います。 

----ヒルトン名古屋が打ち出している新しいキーフレーズはありますか。

 現在推進しているキーフレーズは「ロード・トゥ・リカバリー」です。マネージメントチームで 2021年から2022年の計画を立てるにあたっては、「プラン・トゥ・フューチャー」を念頭に置きながら将来に向けた計画を考えました。ロード・トゥ・リカバリーはその議論の中から出てきた言葉です。

 ヒルトン名古屋は 32年の歴史を持っています。今回のパンデミックが起きたからといって、私たちのビジネスが終わってしまうわけではありません。コロナ禍にあってもビジネスを続けていくために、私たちはローカルのコミュニティーとのつながりをさらに大切にしていきたいと考えています。また、2022年の新入社員の採用についても既に目処が立っていますし、2022年度のコンセプトに関しても動き出しています。 ワクチンの職域接種も2021年 7月からスタートして、チームメンバーとその家族、パートナー企業の皆さまに安心して仕事をしていただける環境づくりを進めながら、将来を見据えた動きをしているところです。

 

月刊HOTERES[ホテレス]最新号
2024年04月15日号
2024年04月15日号
本体6,600円(税込)
【特集】本誌独自調査 2024年日本のホテルチェーングループ一覧〈前編〉
【TOP RUNNER】
リージェントホテル香港 マネージング・ダイレクター ミシェル…

■業界人必読ニュース

■アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヶ月
CLOSE