所有から運営まで幅広い選択肢が強み。 日本のデスティネーションとしての魅力は変わらない。 ホテル運営企業として積極的に展開をしていく
2019 年11 月にアゴーラ 金沢を、今年4 月にアゴーラ 東京銀座に続き、アゴーラ 京都烏丸、アゴーラ 京都四条と立て続けに新ブランドとなる「アゴーラ」ブランドを開業したアゴーラ ホスピタリティーズ。このコロナ禍においても、これを好機と見据え、さらなる展開を目論んでいる。本稿では同社代表取締役のゲイリー・クォック氏に、新たに開業したホテル、および同社の今後について聞いた。
ゲイリー・クォック 氏
(Gary Kwok)
2018 年よりアゴーラ ホスピタリティー グループおよびアゴーラ ホスピタリティーズの代表取締役兼最高経営責任者に就任。またホスピタリティー業界のみならず、飲食業にも強い情熱を持っており、様々な国の飲食業界への投資会社も創設し、副会長も兼任する。これまで、さまざまな分野で投資銀行業務の分野、特に不動産、ホスピタリティ、ゲームの投資および金融取引を専門とする幅広い業界に従事。クレディ・スイスやバンク・オブ・アメリカ・メリルリンチなどの多国籍金融機関で上級管理職を歴任し、最近ではホスピタリティおよびゲーミングチームを率いており、キャリアを通じて3 兆円を超える投資および資金調達取引に携わる。ロンドンスクールオブエコノミクスアンドポリティカルサイエンス卒(会計と財務の学士号と修士号を取得)。