緊急事態宣言も解除され、いよいよ“With”コロナの時代に突入する日本。そこには、何をすれば正しいのかというビジネス上の正解は無い。「自ホテル・レストランではどうあるべきか」を皆で議論し、決めたことをトライ・アンド・エラーで改善していくことが大切だろう。
5 月25 日に1 都3 県で継続されていた緊急事態宣言が解除された。これによって、徐々にではあるが全国で本格的な経済活動が開始されることとなる。また、政府は補正予算の中から1.7 兆円の資金を「Go To キャンペーン事業(仮称)」として経済産業省に計上。同省だけでなく内閣官房、国土交通省、農林水産省が連携をし、国内の旅行、飲食、小売店舗等の事業活性化をサポートしていくこととしており、旅行市場にも少しずつ人が戻ってくるであろう。
そのような中で、どのようなオペレーションを行なうのかが目下多くのホテルで議論をされていることと思う。フロント対応はどうするのか。客室はすべて売る方針で行くのか。ビュッフェを継続もしくは再開するのか。再開するならどのようなオペレーションとするのか。テーブル間隔はどの程度開けるのか。宴会のオペレーションはどのようにするのか。バーの営業時間を何時から何時までにするのか…etc. など、話し合うべき点は多いだろう。
2020年6月12日号 FROM THE PUBLISHER 太田 進 正解の近似値
FROM THE PUBLISHER 太田 進 正解の近似値
【月刊HOTERES 2020年06月号】
2020年06月11日(木)