「かりゆし」着用の提案
全国的に温暖化傾向で5 月に30 度を記録するなど、東北地方でも過去には考えられないようなことが今起きている。そのため例えば全国的にも有名な「さくらんぼ」の名産地山形県では、年々上昇する温暖化で収穫量が減っているため、同県庄内地方では試験的にミカン栽培を始めたと聞く。
またその温暖化に伴い気になるのが、私の現役時代には考えられなかったホテルマンの「ワイシャツ」姿のサービスである。過去においてホテルマンはどんなに暑くても、宴会場やレストランのリーダーもフロントマンも日中から上着を脱いでワイシャツ姿でサービスするなど考えられなかったが、私が講演であっちこっちに行くたびに、最近フロントマンが腕まくりをし、昼間からワイシャツ姿で立っているのを見ると、どことなく抵抗を感じてしまうのは私だけだろうか。
そこで提案だが沖縄県に行くと黒服を捨て、当たり前のごとく「かりゆし」を着ていることを考えたら、今全国各地が沖縄県と同じくらい気温が上昇しているので、そろそろ固い頭を切り替えて、夏の間だけでも全国のホテルで「かりゆし」着用に変えてはいかがだろう。ワイシャツの腕まくり姿よりよほどスッキリすると思うのだが…。
第7回
次世代リーダーたちに贈るメンタルケア術これからの人材育成
第 74 回「変えて良いもの駄目なもの」
【月刊HOTERES 2015年07月号】
2015年07月14日(火)