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連載 21 レジャー産業研究会グループ8 ∞“Boys be ambitious”∞ 少年よ、尽きることなく限ることなく大志を抱け

連載 21 ㈱三井不動産ホテルマネジメント  代表取締役社長 足立 充 氏

【月刊HOTERES 2018年09月号】
2018年09月28日(金)
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アッパーミドル層を対象とする宿泊主体型ホテルを運営しているのが足立 充社長率いる㈱三井不動産ホテルマネジメントだ。三井不動産に入社以来、オフィスビルに関わる事業計画や企画、運営に従事、ホテル業と出会ったのは5 年前のこと。オフィスビルとホテルはともに施設運営業であり、共通項の多いことからすぐに溶け込んだという。競合うごめく宿泊主体型ホテルカテゴリーにおいて2005 年「記憶に残るホテル」になることを目標に定め、人財育成、チームビルディング、風通しの良い社風の醸成に全力を注いでいる。

㈱三井不動産ホテルマネジメント
代表取締役社長
足立 充氏
〈プロフィール〉1982(昭和57)年慶応義塾大学経済学部卒業後、㈱三井不動産入社。オフィスビルの事業企画、開発、運営に従事。バブル期 リゾート開発企画部門に籍を置く。92(平成4)年グループ会社・㈱三井の森にて、別荘開発・運営やゴルフ場運営事業などに従事。97(平成9)年オフィスビル部門に復帰。2010年(平成22)年三井不動産ビルマネジメント㈱常務取締役に就任。2014(平成26)年㈱三井不動産ホテルマネジメント代表取締役社長に就任。現在に至る。

アッパーミドル層を対象とする宿泊主体型ホテルを運営しているのが足立 充社長率いる㈱三井不動産ホテルマネジメントだ。三井不動産に入社以来、オフィスビルに関わる事業計画や企画、運営に従事、ホテル業と出会ったのは5 年前のこと。オフィスビルとホテルはともに施設運営業であり、共通項の多いことからすぐに溶け込んだという。競合うごめく宿泊主体型ホテルカテゴリーにおいて2005 年「記憶に残るホテル」になることを目標に定め、人財育成、チームビルディング、風通しの良い社風の醸成に全力を注いでいる。

▶三井不動産に入社され、ビル事業の開発、運営に携われ、現在は宿泊主体型ホテル「三井ガーデンホテルチェーン」の運営を指揮されていらっしゃいます。そもそも、三井不動産に入社されたのはなぜですか。
 
 もともと建物作りに関心があり、形に残るものに携わりたいという思いからでした。入社当時は首都圏を中心にオフィスビルが次々に建てられているときでした。当初は、ビル建築することに醍醐味を感じていましたが、単にビルを建てれば良いというものではなく、作られた後、人々に利用されて初めてビルそのものに価値が高まっていくことに気づいたのです。2004 年から今年、開業50 周年を迎えた「霞が関ビル」の所長を経験したときに、在館人口8000 人、昼間人口2 万~ 3 万人が行き交う施設の運営・管理に携わりました。ホテルで言えば総支配人のような役割です。それだけの人が行き交いますので、毎日どこかでさまざまな出来事やドラマが繰り広げられていました。司令塔として休日のときでもいつでも携帯電話を横に置き、24 時間オープンで対応していました。そんな毎日でしたが、安全・安心第一の上で、行き交う人々が生き生きとかがやき続けることができるオフィスビルであることを第一に取り組んできました。それがビルの価値を高めることにつながるからです。

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