2020 年以降、日本経済は大きな転換期を迎えることになるであろう。そして、日本の未来は現在と大きく異なるものとなる。今からそれを想定し、備えることができるかどうかで、企業の未来は大きく変わることになるであろう。
先日『常勝投資家が予測する日本の未来』( 玉川陽介著、光文社新書) を読む機会があり、著者である玉川氏が2025 年の未来を予想していた。同氏によると2025 年くらいになると日本は外国人富裕層に対して居住権発行のハードルを下げ、経済移民政策が始まると書いてあった。私は以前から観光はただのサイトシーイングで終わるものではなく、その地を気に入ればビジネスを始めることにつながるし、さらには住みたくなる、つまり、国益につながるのだと言ってきた。だからこそ日本は国をあげて観光に力を入れるのだ。