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第278回 北村剛史  新しい視点「ホテルの価値」向上理論 〜ホテルのシステム思考〜

第278回『人工知能(AI)導入が進むホテル市場とそこでの差別化戦略とは』

【月刊HOTERES 2017年09月号】
2017年09月08日(金)
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北村剛史
Takeshi Kitamura
㈱ホテル格付研究所 代表取締役所長
㈱日本ホテルアプレイザル 取締役
不動産鑑定士、MA(I 米国不動産鑑定士)
MRICS(英国王室認定チャータードサーベイヤー)
CRE(米国不動産カウンセラー)
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科附属システムデザイン・マネジメント研究所研究員。ホテル・旅館の不動産鑑定評価会社である㈱日本ホテルアプレイザルの取締役。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科では「ホテル・旅館の人格性、パーソナリティー」をテーマに研究活動に従事
 

 
 最近、混雑に関する不満の緩和やホテル情報の提供等を目的に、音声認識機能等を備えた人型ロボットである「pepper」のホテル市場への導入が広がっています。今回は、そのような新たな流れの中で人工知能(AI)が開く未来のホテル運営像をイメージし、かつそのような環境にあってさらに選ばれるホテルとなるためにどのような取り組みが求められるのかについて考えてみたいと思います。人工知能は、コンピューターによる機械計算が可能となるとともに、「人」ならではの知的機能を追求する研究がはじまった1950 年代にさかのぼります。その後、「推論」等の基礎研究を重ねることで、現在ではデータマイニングや情報検索、音声認識等の応用研究が進められているのです。今後ますます進化を続けるであろうAI がホテル市場に導入されることによって、それらはどのような機能をホテル運営にもたらすのでしょう。以下では、AI 導入上関連すると思われる個人情報管理等さまざまな問題点を考慮外とした上で、大雑把ではありますが直感的にイメージしうる将来のホテル導入効果を考えてみたいと思います。

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