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第24回 公益社団法人国際観光施設協会編 観光施設メディアラボ

第24回 ホテル浴室の「安心・安全」 バリアフリーを広める新しい提案

【月刊HOTERES 2017年05月号】
2017年05月19日(金)
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株式会社 LIXIL LIXIL WATER TECHNOLOGY JAPAN
浴室事業部 浴室SC 部 上野緑工場 設計課 課長
羽田 滋明 氏

 
どんな方も受け入れられるように
 2006 年にバリアフリー新法が施行されて11 年。以降に新築・増改築された一定規模以上のホテルや旅館では、“客室の2%はバリアフリールーム”に、などの対策が着実に進んでいます。
 
 しかし、それ以前に建てられたホテルではどうでしょうか。また、この数年の情勢や将来を考えると、「50部屋に1 部屋」で本当に十分だと言えるのでしょうか。
 
 例えば災害時。東日本大震災で顕在化したように、ひとたび大規模災害が起こると、ホテルには帰宅困難者、さらには被災者の避難先としての役割が求められます。
 
 その際に受け入れるのは、元気な若者ばかりではありません。体の不自由な方から、高齢の方、妊婦さん、小さなお子さんといった方々が、安心・安全に使えない部屋ばかりでは困るのです。
 
 そんな場面で、私たち住宅設備総合メーカーができることは何か。今回は、車イスをご利用の方にフォーカスを当てた提案をご紹介します。
 

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