物事を成功するには「準備が9割」
よく聞く言葉ですが事実です。思ったように準備ができれば結果はついてきます。戦略的な準備をベースとした計画をもって行動しましょう。準備には内なるものと外なるものがあります。
物事を成功するには「準備が9割」
内なるもの。それはこのコラムでもすでに紹介していますが自身のSWOT分析を用いたあなたの強みの認識と自身のスキルや知識の棚卸、そして自身の決意(新しい役割でどうありたいのか?何をもって成功、何を目標とするのか?そのためにはどう振る舞うべきなのか?)の確認です。すなわちあなたの内側に宿るものです。
一方、外なるものは可能な限りの現状把握です。チャレンジは何か?なぜ、自分が採用されたのか?どこに課題があり、ボトルネックは何かの仮説を立ててみてください。
そのためには数値データや顧客関連の情報、組織図や人事関連の書類など得られる知識を可能な限り入手し、また関連するスタッフや顧客から声を拾う努力をしましょう。
この内外で得た状況を把握し、分析し大まかでも計画をたてるのです。当面はどこに注力するのか?得た情報が正しいかはわからないので何を自分の目で、耳で、実際に確認するのか?
「準備をしても、計画を立てても現実はそうはいかない」
はい、その通りです。
ご批判があることを承知で記せば、ある意味、人生そのものがギャンブル的であり不確実と不条理に満ちています。その中で我々はベストを尽くして勝ちにいかなければなりません。要は勝負に勝つ確率を上げる努力をすることが必要だと思います。
確率を上げるために準備と棚卸、そして計画が必要なのです。
たかが100日、されど100日
- 福永 健司 プロフィール