将来を担う若い人たちの数はどんどん減っている。そして、彼らの志向も時を経るごとに変化している。採用市場というのは、一昔前とは一変していると言っても過言ではないだろう。そのような中で、優秀な人材を獲得するために各教育機関がどのようなビジョンを描くかはより一層重要になっているし、それは産業側が積極的にかかわっていく姿勢も重要であると言える。
ソフトバンクの孫氏やHIS の澤田氏のメンター的存在として有名な野田一夫先生に以前お会いしたときに「東大にせっかく行くのだから、日本のためになるビジネスを新たに作り上げるくらいの仕事をしてもらいたいと思うのに、なぜ多くの卒業生が官僚や役人になりたがるのかよく理解できない」というようなことをおっしゃっていた。
FROM THE PUBLISHER ——太田 進——
産学連携で優秀人材を!!
【月刊HOTERES 2016年02月号】
2016年02月05日(金)