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毛利愼の外食エンターテインメントVol.120

上質な‟スモールラグジュアリー“を楽しむオーベルジュ、「UMITO KAMAKURA KOSHIGOE」オープン!

2024年12月05日(木)
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施設1階のメインダイニングは、フレンチレストラン、「Le RESTAURANT」。‟お客さまひとりひとりが、心からご満足いただける料理こそがスペシャリテ“という小川氏の哲学のもと、湘南を舞台にしたグルメカルチャーに、さらなる深みと新たなオーベルジュスタイルを提案していく
施設1階のメインダイニングは、フレンチレストラン、「Le RESTAURANT」。‟お客さまひとりひとりが、心からご満足いただける料理こそがスペシャリテ“という小川氏の哲学のもと、湘南を舞台にしたグルメカルチャーに、さらなる深みと新たなオーベルジュスタイルを提案していく

㈱UMITOが、“UMITO”シリーズ初のオーベルジュとなる「UMITO KAMAKURA KOSHIGOE」を開業した。
 
同施設は1日2組だけのシェアリゾートとなっており、贅沢なプライベート空間と共にこだわりの食材を用いた料理とサービスを提供している。今回、‟唯一無二の料理を味わえるオーベルジュとして“施設を開業したいという思いのもと、社長の堀氏が白羽の矢を立てのが、「レストランひらまつ 広尾」で8年に渡り料理長を務めてきた小川大樹氏だ。小川氏が同店を退職し、地元である広島で友人の店を手伝っていた折、小川氏の評判を聞いた堀氏が自ら広島に足を運び、同施設への参加を打診したという。

小川氏もより自分らしい料理を表現したいとの思いから参画を決めた。相模湾や駿河湾で漁獲される魚や鎌倉野菜といった地の食材に加え、仔牛から育てられる宮崎県の倉薗牛や長野県「塩原農園」のフルーツ、九州・武雄のはちみつなど、全国から取り寄せるこだわりの食材と共に、独自の‟UMITO”キュイジーヌを生み出していきたいという。さらに小川氏の料理には、Conseillerである田中優二氏セレクトのワインペアリングを用意した。オーセンティックなフランスワインから、「Kusaka Vinyard」や「BEAUPAYSAGE」といった国産ワインまで、幅広い味わいのラインナップで料理との相乗効果を楽しむことができる。ルームサービスの酒類リストも充実しており、シチュエーションに応じた楽しみ方ができるのも同施設に滞在する魅力だ。
 

施設外観。腰越海岸を眼前に見渡せるロケーションからは、江の島の絶景を楽しむこともでき、特に夜間には江の島シーキャンドルのライトアップを独り占めするかのような贅沢なひとときを味わえる。また、波の音を全身で体感しながら、非日常のリラックスした時間を過ごせるのも魅力だ
施設外観。腰越海岸を眼前に見渡せるロケーションからは、江の島の絶景を楽しむこともでき、特に夜間には江の島シーキャンドルのライトアップを独り占めするかのような贅沢なひとときを味わえる。また、波の音を全身で体感しながら、非日常のリラックスした時間を過ごせるのも魅力だ

ちなみに‟UMITO“シリーズは今後、材木座、横須賀エリアやニセコなど全国各地での展開が予定されており、国内のみならず海外での展開も視野に入れている。その際同社は、SDGsの理念に基づき、持続可能な観光施設としての役割も果たしていきたいとしている。将来的には、濾過システムを導入し、水のリユースを可能とする設備の整備や、地域で害獣として狩猟された肉を食用として買い取り、‟UMITO”シリーズをはじめ、全国のレストランで提供する取り組みを進めていくことも考えているという。加えて、ワインを海底で熟成させ、味わいが深まったワインをお客さまに提供すると共に、魚の生育環境を整えることで海洋環境にも寄与する取り組みを行っていくという。こうした活動を通じて、観光事業者としての成長とともに、持続可能な社会の形成に貢献していきたいと堀氏は語る。
 
同社の今後に注目していきたい。
 
UMITO KAMAKURA KOSHIGOE
HP:https://hotel.umito.jp/kamakura-koshigoe/
 
オーナーシップなど、‟UMITO“シリーズについての詳細はこちらから
HP:https://umito.jp/

「Le RESTAURANT」では近海でとれるキンキやのどぐろ、ほうぼうにラングスティーヌなど、地魚の魅力を伝える料理をシグネチャーメニューとして提供していくという(画像はディナーメニューから‟ラングスティーヌのエチュヴェ 小蕪のロースト 地魚のコンソメブイヤベース“。スープがコンソメスタイルなのが珍しい。滋味深く、心癒される味だ)
「Le RESTAURANT」では近海でとれるキンキやのどぐろ、ほうぼうにラングスティーヌなど、地魚の魅力を伝える料理をシグネチャーメニューとして提供していくという(画像はディナーメニューから‟ラングスティーヌのエチュヴェ 小蕪のロースト 地魚のコンソメブイヤベース“。スープがコンソメスタイルなのが珍しい。滋味深く、心癒される味だ)
「Le RESTAURANT」の朝食。宿泊のお客さま以外も訪れることのできるディナータイムと違い、こちらは宿泊しなければ味わえない‟小川グルメ”だ。季節野菜のポタージュや三浦半島で平飼いされている‟姫様のたまご”を使ったウフモレなど、この朝食を食べるために宿泊する価値があるといってもいい
「Le RESTAURANT」の朝食。宿泊のお客さま以外も訪れることのできるディナータイムと違い、こちらは宿泊しなければ味わえない‟小川グルメ”だ。季節野菜のポタージュや三浦半島で平飼いされている‟姫様のたまご”を使ったウフモレなど、この朝食を食べるために宿泊する価値があるといってもいい
客室。ワンフロア1部屋のみと贅沢に使われた空間は、‟チルアウト“をコンセプトに西海岸のリラックスしたムードで演出されている。腰越の雰囲気にマッチするよう落ち着いた空間になっており、自宅にいるかのようにくつろぐことができる
客室。ワンフロア1部屋のみと贅沢に使われた空間は、‟チルアウト“をコンセプトに西海岸のリラックスしたムードで演出されている。腰越の雰囲気にマッチするよう落ち着いた空間になっており、自宅にいるかのようにくつろぐことができる
ベッドルームは各フロアに2つ用意されており、それぞれの部屋に専用の浴室、洗面台、トイレが備わっている。ファミリーやグループでの滞在時にも、共有スペースとプライベート空間の両方を確保できるため、快適に過ごすことができる
ベッドルームは各フロアに2つ用意されており、それぞれの部屋に専用の浴室、洗面台、トイレが備わっている。ファミリーやグループでの滞在時にも、共有スペースとプライベート空間の両方を確保できるため、快適に過ごすことができる
アメニティには、カルチャー・コスメティックブランド‟19-69“から、日本初上陸のマイアミブルーを採用。同社が大切にするSDGsの取り組みから、海に優しい素材を使ったものをと導入された。同施設用にパッケージは日本語仕様にしてある
アメニティには、カルチャー・コスメティックブランド‟19-69“から、日本初上陸のマイアミブルーを採用。同社が大切にするSDGsの取り組みから、海に優しい素材を使ったものをと導入された。同施設用にパッケージは日本語仕様にしてある
客室にはサウナも併設されている。水風呂もたっぷりとした大きさで作られており、水風呂もたっぷりとした大きさで作られており、湯船は室内と露天の2つ用意されている。サウナや露天風呂からは湘南の穏やかな海と江の島の景色を一望することができる
客室にはサウナも併設されている。水風呂もたっぷりとした大きさで作られており、水風呂もたっぷりとした大きさで作られており、湯船は室内と露天の2つ用意されている。サウナや露天風呂からは湘南の穏やかな海と江の島の景色を一望することができる
ホテル文化を愛する者としての自負を持つ、同施設運営会社㈱UMITOの代表取締役・堀鉄平氏。施設の創造には、これまで数多くのホテルに滞在する中で感じてきた‟more little something“を反映しており、「オーベルジュとしての‟UMITO”を創建することで、やっと理想のホテルを実現できたと感じています」と語る
ホテル文化を愛する者としての自負を持つ、同施設運営会社㈱UMITOの代表取締役・堀鉄平氏。施設の創造には、これまで数多くのホテルに滞在する中で感じてきた‟more little something“を反映しており、「オーベルジュとしての‟UMITO”を創建することで、やっと理想のホテルを実現できたと感じています」と語る
「Le RESTAURANT」シェフの小川大樹氏(画像左)と「UMITO KAMAKURA KOSHIGOE」支配人の濱田章二朗氏。シェフのこだわりが詰まった料理に、支配人をはじめとしたサービススタッフの細やかな配慮が、オーベルジュとしての魅力や滞在の思い出を彩り豊かなものにしてくれる
「Le RESTAURANT」シェフの小川大樹氏(画像左)と「UMITO KAMAKURA KOSHIGOE」支配人の濱田章二朗氏。シェフのこだわりが詰まった料理に、支配人をはじめとしたサービススタッフの細やかな配慮が、オーベルジュとしての魅力や滞在の思い出を彩り豊かなものにしてくれる

担当:毛利愼 ✉mohri@ohtapub.co.jp

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