いよいよ新入社員が入社され、研修も終わり OJTがスタートしているころでしょうか。
第 7回の連載でも申し上げたように、新卒者の 3年以内の離職率は産業別でホテル・レストラン業界が 1位という残念な結果が厚生労働省から発表されています。
これまでホテル・レストラン業界では離職率が高いのは当たり前のように言われてきました。そういう私自身もホテル業界でキャリアアップをするためには転職をする方が早いと考えていた時期もありました。
その考えに変化が出てきたのは、支配人という管理職の立場になってからでしょうか。経営資源としてよく言われる「ヒト・モノ・カネ」と情報。その中でも、やはり企業は「人」なりです。特にホスピタリティー産業であるホテル・レストラン業界では、会社が成長する過程でも人のウエートがかなり大きいと言えます。
第3回
あきらめさせない人材戦略 第12回
入社 3年は会社の投資
【月刊HOTERES 2015年04月号】
2015年05月01日(金)