店舗外観。歌舞伎町の華やかな賑わいとソウルのポップさを融合させた店構え
こだわりの焼肉をリーズナブルな価格で提供することで人気の「安楽亭」。コストパフォーマンスの良さから、おひとり様からファミリー層まで幅広い世代、そして層からの支持を得ており、現在140以上の店舗を展開している。そんな「安楽亭」が創業60周年を機に、初の取り組みである“Z世代向け”に開発したモデル店舗を新宿歌舞伎町にオープンした。
同店は、“梨泰院クラス”をはじめとした韓国ドラマでおなじみの韓国居酒屋・屋台の“ポチャ”で提供される料理を、同店定番である焼肉メニューと共に楽しめる業態として開発された。メニューはレシピ開発のスタッフがソウル現地に赴き、現地の人気店を数多く試食した上で開発されたといい、韓流好きにはたまらないメニューがいくつも用意されている。ちなみに食材については既存店同様に調達から加工、配送、店舗販売まで自社で一元管理した安全性の高い食材が用いられており、信条はそのままに新たな挑戦をする「安楽亭」に触れることができる店舗となっている。
ポチャ(韓国屋台)料理をフィーチャーしたメニューは、本格的な韓国料理と本国韓国で流行するポップな味わいを「安楽亭」スタイルでフュージョンさせることに注力して開発した。中でもプレーンも含め8種類の味が楽しめる“明洞チキン”には、新大久保の韓国料理店に負けず劣らずの“ソウルの今”を感じられる味わいを揃えた。その他、熱々の石鍋で提供される“明洞キムチ飯”や“キムチチーズチヂミ”、アルミのラーメン鍋で提供される“韓ラーメン”、“韓ロゼラーメン”など、ソウルグルメを楽しむことができるラインナップになっている。
ちなみに、同店では新大久保地区や歌舞伎町エリアの既存店など近隣エリアに韓国料理業態が多い点については前向きに考えているといい、おのおのの店舗がそれぞれの個性を活かし、競合ではなく協業する形で歌舞伎町エリアを盛り上げていければと語る。
「安楽亭」
https://anrakutei.jp/
担当:毛利愼 ✉mohri@ohtapub.co.jp