玩具花火、煙火、玩具、雑貨、菓子の企画・製造・販売を手掛け、全国に花火師のネットワークを持つことでも有名な㈱若松屋が、今年も#花火駅伝をプロデュースする。
 
同社はコロナ禍で落ち込む日本に、そして花火業界に活気を！とのコンセプトのもと、2020年から「ゲリラ花火」、「シークレット花火」のプロデュースを行なってきた。過去2年においては、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が施行される中での開催だったこともあり、開催スケジュールの告知をはじめ、地域によっては打ち上げ自体を諦めなければいけないケースもあった。また、密回避から告知をしえず、近隣で打ち上げがあったにもかかわらず花火鑑賞の機会を逃したひとびとも多く、スケジュールアップに対する要望も多く寄せられてきた。
 
そんな流れがあった中で、今回は満を持して、開催告知が実現。

応援パートナー企業になると、自社のロゴが貼り付けられた3号玉の花火が打ち上げられる。さらに後日、同サイズ同デザインで、打ち上げ花火（※無火薬）のレプリカが進呈される。参考までに3号玉がどのくらいの規模感かというと、神宮外苑花火大会でメインに使われているのが3号玉だ

本年GWの4月29日～5月8日の計10日間、毎日、日本中のさまざまな空に花火が打ちあがる。打ち上げ時間などについては会場ごとに異なるが、今年は、オンラインでは感じることが適わなかった、音やにおいなど、五感で花火を感じる〝リアル体感“を通して、花火本来の魅力に触れてもらいたいと若松屋の竹内直紀氏は語る。

 

本年のGW、どれだけの美しい花火が全国の夜空を彩るだろう。今回、#花火駅伝2022では〝10，11，12，17“の領域でSDGｓに関する取り組みも行っている。また、世界情勢を鑑み、〝火薬は戦いのためではなく、感動のために使われるべきもの“という思いも発信している

コロナ禍により、観光、飲食、ブライダルと、弊誌読者の多くが携わる業界も大きな打撃を受けた。いまだに苦戦を強いられる事業者も少なくないだろう。しかし、それら業界とも少なからずつながりのある花火業界も苦境を強いられた状況は同じだ。むしろ、助成金による支援が受けられなかったという点ではどこよりも打撃の大きかった業界の一つといっても過言ではないかもしれない。その点から、外食産業ではない業界についての取り組みであるが、掲載させていただくことにした。
 
既に数多くの企業が協賛企業が名乗りをあげているが、現在も#花火駅伝では応援パートナーの募集が行われている。
 
花火は日本が世界に誇る伝統芸術だ。その芸術美を、演出を華やかにする上で活用している観光、外食、ブライダル事業者も多くいるだろう。そんな花火をささえる煙火業界存続にぜひ、支援の輪を広げていただきたいと願う。
 
 
#花火駅伝 公式スペシャルサイト
https://hanabiekiden.tv

​担当：毛利愼 mohri@ohtapub.co.jp