極度のエアロゾル感染を引き起こしている可能性が高い現在のオミクロン株は、当初の BA.1からBA.1.1、さらには国内でもBA.2変異株が報告され、徐々に感染力を引き上げています。デルタ株 AY.119.2とオミクロン株 BA.1.1を含む変異株が報告されている他、オミクロン株の変異か所に加え、L452R、T478Kを含む 9つの変異が報告されています。つまり、依然としてウイルス変異が進んでいる環境にあり、免疫を確保すれば、それを凌駕する変異を獲得していくという悪い循環が懸念される状況です。一方で、有効性が確認できた薬剤も多く報告されていることからも、2022年はポスト(ウィズ)コロナの幕開けといえそうです。
2022年3月11日号 新しい視点「ホテルの価値」向上理論 ホテルのシステム思考
第481回 ポスト(ウィズ)コロナ時代に備えた確認事項
【月刊HOTERES 2022年03月号】
2022年03月10日(木)