最初に、接触感染リスクについて、弊会で実施した ATP検査(エネルギー通貨ともいわれ、菌やウイルス、その他汚れを含め検知された数で、10センチ四方をチェックし、1,000を超えると危険といわれるものです。
上記のとおり、大半の検査対象部位について、1,000を超える RLU値が確認できます。この理由として、エタノール消毒で菌やウイルスを除外したとしても、汚れまで取れていないこと、拭き方(一方拭きせず、往復拭きしている)や使用消毒薬の濃度、量等さまざまな理由が考えられますが、改めて正しい消毒を行なう必要があります。以下、客室清掃における今後の注意点を好印象事例とともにまとめておきます。
2021年12月17日号 新しい視点「ホテルの価値」向上理論 ホテルのシステム思考
第471回 コロナ対策〜客室清掃時における注意点
【月刊HOTERES 2021年12月号】
2021年12月15日(水)