相手にとっての中心を押さえた商品が支持される。それもお客さまの予算内で最適なものを選ぶ。お客さまから選ばれる。これらは、業種や業界に関係なく適応可能な原則だ。うみの・岩本社長(今まで数回に渡って連載)の自転車哲学「目的地に安心してたどり着けること」であった。「目的地に安心してたどり着けること」に予算的な制約がなければ、優秀な運転手のハイヤーでいいだろう。当たり前だが、多くの人にとって毎日の利用は難しい。
毎日の移動を確実なものに、予算内でかなえるための道具が自転車である。見た目とか、表面的なかっこよさだけでなく、お客さまにとってもっと重要な所を押さえている商品だからこそ、支持されていくものになる。
2021年8月20日号 サービス・イノベーション-Part2~現場と本部が一体で進めるイノベーション~
232 最利用価値をつきつめる
【月刊HOTERES 2021年08月号】
2021年08月18日(水)