2020 年6 月に、感染症が収束した環境においても、感染症対策を継続している場合、どれほど安心感を覚えるかを調査した際(2020 年6 月、全国男女200 名に対するインターネットアンケート調査、弊社調べ)、旅館の場合で「強く安心感を覚える」が25%、「安心感を覚える」が37%、「やや安心感を覚える」が25.5%と合計87.5%が安心するという結果でした。つまり、ポストコロナにおいても、世界規模で混乱を与えたウイルスの脅威や恐怖心は深いため、仮に収束したとしても、ある程度継続して感染症拡大防止対策を求めるニーズが高く、またその取り組みは、顧客に対し大きな安心感とつながっているという結果でした。
その後2021 年1 月に同調査を行なった結果、合計81.5%と6%低下したものの、高いニーズが依然うかがえました。
2021年6月11日号 新しい視点「ホテルの価値」向上理論 ホテルのシステム思考
第447回 ポストコロナの持続的感染症対策の実践意義
【月刊HOTERES 2021年06月号】
2021年06月09日(水)