ログイン
検索
  • TOP  > 
  • 記事一覧  > 
  • 2025年4月号 全国縦断マーケット調査 愛媛県
2025年4月号 全国縦断マーケット調査 愛媛県

全国縦断マーケット調査 愛媛県

【月刊HOTERES 2025年04月号】
2025年04月14日(月)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


大洲市観光
県の西部、四国西南地域の玄関口に位置し、広域交通の要衝である。市の中央を流れる肱川(ひじかわ)を活かし、古くから農林水産業地域及び流通・商業の拠点として繁栄してきた。江戸時代は大洲家、加藤家6 万石の城下町として栄えた。観光としては、第一に大洲城がある。城下町のいたるところから見える美しい天守。「日本100名城」に登録されている。4 階の天守に登れば大洲盆地が一望できる。第二は臥龍山山荘がある。日本建築の粋を集めている。茅葺き屋根で農家風の「臥龍院」や、崖の上に懸け造りで建てた「不老庵」などがある。第三はポコペン横丁。市内の大洲三丁目にある通り。昭和30年代のレトロな横丁を再現。飲食店、骨董品売店、昔の遊郭の体験コーナーがある。そのほか、高さ320mの富士山公園。江戸から明治の面影が残るおはなはん通り。NHK連続テレビ小説「おはなはん」が撮影された。江戸情緒が残る風景が人々をほのぼのとさせる。

人口当たり工業出荷額は全国11位
愛媛県の面積は5675.9㎢で全国26位と、三重県より小さく、愛知県より大きい。人口は131.2万人で全国28位。山口県より大きく、奈良県より小さい。年齢構成をみると、14 歳以下の幼年人口は11.1%、15~ 64歳の生産年齢人口は55.2%、65歳以上の老年人口は33.6%で、全国と比較すると、老年人口比率が高くなっている。県民分配所得は3.3兆円で全国28 位。一人当たり所得は247.1万円であり、全国で長崎県に次いで43 位となっている。産業別構成比をみると、第1次産業は1.6%、第2次産業は29.2%、第3次産業は69.2%で、全国平均と比べると第2次産業比率が高い。工業出荷額は5.4兆円で全国25位、人口当たりは407.4 万円で全国11 位となっている。

ホテル客室数の伸び率は停滞
飲食店数は14 年で6639 店。内訳をみると、食堂・レストランが574店で8.6%、専門料理店が1512店で22.8%を占める。その中で多いのは日本料理店の478店で7.2%を占める。次いで中華料理店が424 店の6.4%と続いている。そのほか、すし店が248 店(3.7%)、そば・うどん店が300 店(4.5%)となっている。また遊興飲食店のバー・キャバレー・ナイトクラブは1189 店(17.9%)、酒場・ビアホールは1250 店(18.8%)と多く、両者で36.7%を占める。以上のほか喫茶店は1125 店(16.9%)、ハンバーガーなどその他の飲食店は419 店(6.3%)である。09年調査から飲食店が分離された「持ち帰り・配達・飲食サービス業」は685 店である。ホテル・旅館の施設数は22 年で425 軒、客室数は1万7314 室で、2012年からの伸び率をみると、施設数は全国の▲7.7%に対して当県は▲ 21.3%、客室数は全国の13.8%に対して当県は7.2%の伸びで、ともに平均を下回っている。

----
※各種図表など詳細なデータにつきましては本誌ご購入をお願い申し上げます。
 
2025年4月号ご注文フォームはこちら
----

月刊HOTERES[ホテレス]最新号
2025年04月15日号
2025年04月15日号
本体6,600円(税込)
【特別企画】大阪・関西万博開幕 関西エリアのリーダーたちが描くそれぞれ…
【特集】
2025年日本のホテルチェーングループ一覧 前編

■業界人必読ニュース

■アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヶ月
CLOSE