宿泊業8件(前年比3件増)、飲食業85件(前年比8件増)
東京商工リサーチは2025年1月の「倒産月報」を2025年2月10日に発表した。全国の企業倒産件数は840件(前年同月比19.82%増)、負債総額が1214億4900万円(同53.49%増)となった。
件数は、5カ月連続で800 件を超えた。1月の800 件超は2014 年の864 件以来、11年ぶり。増加率は19.8%増で3カ月ぶりに10%以上となった。負債総額は、3 カ月連続で前年同月を上回った。1月に1000 億円を超えたのは、2020年以来、5年ぶり。2025年1月は負債50 億円以上が3 件発生し、負債を押し上げた。ただ、負債1億円未満が646 件で、全体の76.9%を占めており、小規模倒産が中心の推移に変化はない。
1月の「人手不足関連」倒産は、求人難20 件(同10 件)、従業員退職12件(同2件) が2013年以降の月間最多。また、人件費高騰6 件(前年同月ゼロ)で計38 件(同12 件)だった。
「物価高」倒産は61件(前年同月48 件)で、2カ月ぶりに60 件台となった。
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