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2021年5月28日号  日本フードサービス協会 2021年3月の外食産業市場動向

日本フードサービス協会 2021年3月の外食産業市場動向

【月刊HOTERES 2021年05月号】
2021年05月27日(木)
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コロナ禍の深刻化 1年経過も終息の見通し立たず

 3 月は、緊急事態宣言が首都圏4 都県で21 日に解除され、市中への人出の回復が見られたものの、営業時間短縮要請は継続されたことから、全体売上は対前年比97.1%、コロナ禍の影響がなかった前々年比では80.4%と、依然として厳しい状況となった(以下、カッコ内%は前々年比を表す)。

 業態別では、ファーストフード(FF)業態は持ち帰り需要で堅調を維持する洋風がけん引し、全体売上は103.9%(96.5%)となった。「洋風」は引き続きテイクアウトなど巣ごもり需要が堅調、売上109.1%(107.9%)となり、一昨年の売上をも上回った。「和風」は持ち帰りとともに新メニュー展開が寄与したものの、店内飲食は影響を受け売上は97.4%(90.3%)。「麺類」は、夜の営業短縮の影響が大きく、92.7%(75.2%)。「持ち帰り米飯・回転寿司」はテイクアウト好調、また店内飲食需要に回復が見られ、売上は109.4%(97.5%)。「その他」は「アイスクリーム」などで電子決済還元キャンペーン等が奏功したが、売上は94.1%(85.1%)。

 ファミリーレストラン業態は、宣言解除後も営業時間の制限が続いた影響で、売上は90.3%(70.4%)。業種別では、「洋風」売上87.9%(65.5%)、「和風」売上92.4%(67.1%)。「中華」は、テイクアウトが貢献し売上95.6%(85.0%)。「焼き肉」は夜間営業時間の短縮が続き、売上90.3%(81.3%)

 飲食業態は、夜の酒類提供時間の短縮が続き、対前年比マイナスの売上が続いている。休業している店舗もあり、「パブ・ビアホール」は売上68.2%(30.3%)、「居酒屋」は売上57.9%(32.8%)。

ディナーレストラン業態は、前年は宴会需要が大幅減に加え、立地する百貨店の休業等で売上は大きく減少。今月は営業時間短縮の中でも営業できたこと、宣言解除後に短縮時間が緩和されたことで、売上は101.1%(61.8%)。
喫茶事業態は、地方で客足回復の傾向が見られるが、都市部ビジネス街では厳しく、売上は93.4%(70.9%)。

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