ホスピタリティー産業関係者に多様なデータを提供しているSTR(本社・ロンドン)は、世界6 地区(対象約5 万8000 ホテル・790 万室)における2020 年年間のホテル客室3 指標を発表した。なお、日本の都市、リゾート別詳細データに関するお問い合わせは、STR アジアパシフィック代表(apinfo@str.com)まで。
2020 年に全世界に波及したコロナ禍は全世界に影響し、三指標すべてに大きなダメージを負わせた年となった。2021年も引き続きホテル業界における悪影響はなお続いている。
本誌も前回に引き続き、STR の調査の発表に準じて世界6 地区の3 指標へと掲載表記を変えていることをご了承願いたい。
STR が発表した2020 年における年間のホテル客室3 指標のデータによると、アジア太平洋地域のホテル業界の業績において、2019 年比で著しく下落しており、いずれの指標も地域として過去最低の低水準となった。
アメリカ合衆国では2020 年の稼働率およびRevPAR は過去最低を記録している。ADR は2011 年以降でどの年よりも低い水準となった。
ヨーロッパ、中東アフリカ、中南米はすべて稼働率とRevPAR が過去最低になったという報告が出ている。
STR におけるCOVID-19 の分析は
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まで。
STR https://str.com/ja
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STR 2020年世界6地区と地域別 ホテル客室3指標の年間動向
STR 2020年世界6地区と地域別 ホテル客室3指標の年間動向
【月刊HOTERES 2021年02月号】
2021年02月25日(木)