東京都 産業労働局 観光部 事業調整担当課長 板倉広泰氏
日々増え続けるインバウンドの観光客の来日満足度をあげるべく、東京都が外国人旅行者の受入れに前向きな宿泊・飲食施設向けに最高300 万円の分煙環境整備補助金の交付の募集を開始した。分煙環境整備にあたっては日本たばこ産業㈱の分煙コンサルタントのアドバイスも無償で受けられるなど、国際都市東京における分煙環境のイノベーションがここに始まる。
この程東京都は「外国人旅行者の受入れに向けた宿泊・飲食施設の分煙環境整備補助金」を交付することを発表し、7月27 日より申請の受付を始めた。これは昨今の外国人観光客の増加を踏まえ、多言語対応やWi-Fi 環境の整備などと併せ、外国からの観光客に心地よく日本で過ごしてもらうための施策の一環として取り組むものだ。今回、東京都は初の分煙環境整備への支援に着手したわけだが、補助金の交付先がより効率的かつ効果的な整備が可能となるように、技術的なアドバイザーとして日本たばこ産業㈱の分煙コンサルタントの無料派遣を公式に採用するなど行政の取り組みとして画期的な面も持ち合わせた取り組みとなっている。