ホスピタリティー産業関係者に多様なデータを提供しているSTR グローバル(本社・ロンドン)は、7 月24 日、世界4 地区(対象約5 万ホテル・675 万室)における2015年6月のホテル客室3指標を発表した。なお、日本の都市、リゾート別詳細データに関するお問い合わせは、STR グローバルアジアパシフィック代表(apinfo@strglobal.com)まで。
アジア・パシフィックは3 指標に
おいて、すべて減少
アジア・パシフィック全体の稼働率、客室平均単価( 以下ADR)と販売可能客室一室当たり収益(以下RevPAR)はすべての指標において減少の結果となった。
稼働率は66. 2%(0. 2%減)、ADRはUSD102. 32(0. 1%減)、RevPAR はUSD102.32(0.3%減)だった。
なお、日本の稼働率は82.7%(3.5%増)、ADR は1 万3058.94 円(11.9 %増)、RevPAR は1 万802. 10 円(15. 8%増)だった。
今回の調査にあたり、STR グローバルのマネージングディレクターであるエリザベス・ウィンクルは次のようにコメントした。
「インドのGDP は2015 年第一四半期において急激に伸びました。新政権下において、インドはより安定し、投資環境は良くなっています」
主な市場動向として、北京(中国)は稼働率73.1 %(3.6 % 増)、ADR はCNY586.45(0.2 % 増)、RevPAR はCNY428.43(5.7%増)とすべて増加した。
マニラ(フィリピン)は稼働率61.1%(2. 8 % 減)と減少したが、ADR はPHP5709.49(3.4 %)とRevPAR はPHP3514.71(3.4%)と増加した。