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  • 飲食業からコロナウイルスと闘う従事者へ送られる、食の医療支援
【Smile Food Project】

コロナ対策最前線に「おいしい」を届けたい! 有名シェフたちから医療現場への食のエール

2020年05月01日(金)
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HOTERES編集部員が独自取材で集めた
コロナショックにまつわる業界情報を毎日お伝えする
ON LINEコラム企画【新型コロナ関連ニュースPick Up】第三回目。

今回は食の医療支援活動についてレポートしたい。


飲食業界にいる人間として
いまできることを、いまやりたい

非常事態宣言の5月末までの延長が現実味を帯びてきた。そんな中、自宅待機を望んでもかなわない、激務を重ねる医療機関の方々への「食の支援」ムーブメントが広がっている。
なかでも注目を集め、支援の輪を広げているのが【Smile Food Project】だ。



最前線で闘う医療チームに
シェフの“おいしい”を届けよう

24時間臨戦態勢の中で、医療従事者の皆さんは忙しさに食事の時間が取れないという現状に、ミシュラン一つ星レストラン「Sincère(シンシア)」オーナーシェフの石井真介氏が“命がけで働いてくれている人たちに何かがしたい”とFBで発信。「レフェルヴェソンス」「サイタブリアフードラボ」などを運営する株式会社CITABRIAの石田聡代表と広告代理店NKBがすぐさま反応し、わずか一週間で3団体での共同プロジェクトが立ち上がった。



食事はお弁当という形で医療機関に無償で届けられる。作るのは石井シェフやサイタブリアのケータリングチームをはじめ、プロジェクトメンバーである【海洋資源を守るシェフの一般社団法人 シェフズ・フォー・ザ・ブルー】に属する「The Burn」「慈華」「茶禅華」「鮨えんどう」のシェフや大将などが持ち回りで担当。栄養のバランスはもちろん、見た目にも元気がでるようなメニューにしているという。
5月1日現在で2500食が、東京医療センターや国立国際医療研究センター、聖マリアンナ医科大学病院などの医療機関に届けられた。



現状、経費等はすべてメンバーが各々持ち出して活動しているとのことだが、6月いっぱいを目処に、Smile Food Project公式サイトでは寄付も募っている(目標金額到達時には寄付終了の可能性あり)。
コロナショック禍で飲食業界全体が落ち込むいまだからこそ、 医療最前線で希望となる、“おいしい”が生み出す力に期待したい。(レポート:加藤壮一)

【Smile Food Project】公式サイト
https://smilefoodproject.com
 
コロナ最前線ではたらく病院関係者支援プロジェクト(Smile Food Project)募金サイト
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5274001/
 

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