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2020年夏、国内最高級のラグジュアリーホテルが京都に誕生

(仮称)京都二条ホテルプロジェクトホテル 名称を『HOTEL THE MITSUI KYOTO』に決定

2019年09月30日(月)
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三井不動産㈱および三井不動産リゾートマネジメント㈱は2019年9月30日、京都市中京区において推進中の「(仮称)京都二条ホテルプロジェクト」の正式名称を「HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ 三井 京都)」に決定したと公表した。
 


三井不動産グループでは現在「三井ガーデンホテル」「ホテル ザ セレスティン」を全国で展開するとともに、自然や地域の特色を活かしたリゾートや、国際的に評価の高いホテルの誘致・開発を国内外で推進しているが、「HOTEL THE MITSUI KYOTO」は、世界中から観光客を集める京都において、グループの新たなフラッグシップとなる最高級ホテルを目指すとしている。


■ホテル名称について 
同ホテルの立地は京都御所の守護として徳川幕府によって築城された二条城の至近という由緒正しき地に250年以上にわたって存在した三井総領家(北家)の邸宅のあった、同社グループにゆかりのある地でもある。
 
17世紀末に三井総領家の二代目当主三井高平が居宅を構えたことに始まり、その後、昭和中期まで三井総領家が所有し、18世紀初頭から明治初期までは三井の統轄機関であった大元方(おおもとかた)も設置されていた。
 
「HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ 三井 京都)」というホテル名称には、
 
−当時から受け継がれてきた門や景石、灯籠など多くの遺構とともに、この地に脈々と刻まれた「時の記憶」を踏襲しながら新たに現代に蘇らせること。
 
−そして、三井不動産グループの新たなフラッグシップホテルとして、グループの総力を結集して日本最高峰のホテルブランドを目指すこと。
 
これらの想いが込められているという。
 
 
■ブランドコンセプト
 


「HOTEL THE MITSUI KYOTO」のブランドコンセプトは、『日本の美しさと -EMBRACING JAPAN’S BEAUTY-』。
 
ブランドコンセプトに関してリリースでは以下のように述べられている。
 
「古来より、日本に暮らす人々は四季とともに移ろう自然に無上の美を感じ、その美にふれた感動を人と分かち合うという独自の美意識を育んできました。その土地の自然や風土、歴史と調和し、お客様のよろこびを自分たちのよろこびと感じる。それが私たちの理想とするホテルのあり方です。日本の伝統的な美意識にも通じるその想いを、私たちは『日本の美しさと -EMBRACING JAPAN’S BEAUTY-』というブランドコンセプトで表します。このコンセプトのもと、伝統文化や建築、工藝、食などに見られる日本独自の美しさを大切にしながら、細やかな心遣いと洗練された振る舞いによって、すべてのお客様に特別な体験とくつろぎを提供いたします。」
 
 
■施設について 
施設面では、永い歳月とともに日本独自の美しい文化・芸術・工藝品の数々が産み出され、育まれてきた京都に息づく伝統文化や美意識や精神性と三井家の伝統が、現代のデザイナーの手によるデザインと一体となり、歴史性と先進性が調和する滞在空間となる。
 
【施設の特長】
1.日本の建築美と時の積み重ねを体現する外装デザイン
2.伝統、遺産、京都の情緒を感じながら発見の旅へと誘うインテリアデザイン
3.「庭屋一如(ていおくいちにょ)」の精神を重んじたランドスケープデザイン
4.当敷地内の源泉を活用した温泉SPA施設「サーマル・スプリングSPA」


(1) 日本の建築美と時の積み重ねを体現する外装デザイン
元禄16年(1703年)に創建され、三井家の時代より受け継がれてきた旧梶井宮御門がホテルへのプロローグとなる。遺構を活用したこの門をはじめとして、外装に通底する思想は京都の品と格を重んじながら、それらを現代的な技法で表現すること。建築家栗生明氏によって構想された外装は、日本の建築美を構成する水平性や時の連なりを感じさせる積層感を表現している。
 

エントランス
エントランス


(2) 伝統、遺産、京都の情緒を感じながら発見の旅へと誘うインテリアデザイン
客室やロビー等のパブリックエリアのインテリアデザインを手がけたのは香港出身のデザイナー、アンドレ・フー氏。「Heritage Re/Invented(伝統再生)」をテーマに、古都京都における日本の美に独自の視点から新たな価値を加え、日本のみならず海外からのゲストにも感銘を与えるデザインを追求する。エントランスロビーは京都の竹林をイメージした白木の壁面で構成。ロビーの中心、優美に敷き詰められた細石の上には彫刻家泉田之也氏による陶の彫像を設える。
 

エントランスロビー
エントランスロビー


平均面積50㎡を超える客室空間は日本の伝統的な茶室を現代的に解釈し、選び抜かれた自然素材と工藝技術で創り上げる。日本らしい入浴体験を感じられる浴室とともに、同ホテルならではの滞在の提供を目指す。
 

客室
客室


(3) 「庭屋一如」の精神を重んじたランドスケープデザイン
古くから京都には、庭と建物が一体となり美しく調和しているさまを表す「庭屋一如」という言葉がありますように、同ホテルの中心に位置する約1,300㎡の中庭は、三井家の時代から受け継がれてきた庭をランドスケープデザイナー宮城俊作氏が現代に再生したものとなる。当時の書院造による建物の一部をレストランの離れとして総檜造で再現した迎賓の間、ロビーエントランスからラウンジ、中庭の水盤までが一体となった空間にも庭屋一如の精神が根づいている。数々の灯篭や景石を新たな意味とともに再配置した庭園では歴史とともに、季節を彩る草花、花の香、風や水の音、虫の音を感じることもできるという。
 

庭園と水盤
庭園と水盤


(4) 当敷地内の源泉を活用した温泉SPA施設「サーマル・スプリングSPA」
山紫水明の都、京都。この敷地から湧き上がる天然温泉を活用したSPAエリア「サーマル・スプリングSPA」は同ホテルが誇る癒しとくつろぎの空間となる。約1,000㎡のSPAエリアのデザインを手がけたのは数々のラグジュアリーホテルでの実績を持つインテリアデザイナー赤尾洋平氏。SPAエリアに設置されたサーマル・スプリング(※)では、石、音、水、光が一体となった美しい空間がゲストを包み、穏やかに流れゆく時間とともに京都ならではの温泉体験を提供する。
※サーマル・スプリング:水着を着用して入る天然温泉を用いたプール
 

サーマル・スプリング
サーマル・スプリング


またSPAエリアに併設された「ONSENスイート」では、宮城俊作氏がこの滞在空間のためだけに特別に設えた植栽や灯籠、石積みからなる庭を配し、そしてアンドレ・フー氏が手がけるモダンに昇華した和の客室の空間美を、本格的な天然温泉の入浴体験とともに楽しめる。
 

ONSENスイート
ONSENスイート

 

■「HOTEL THE MITSUI KYOTO」概要(予定)

ホテル名称 HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ 三井 京都)
開業日 2020年夏
所在地 京都市中京区油小路通二条下る二条油小路町284他
計画地敷地面積 7,459.86 m2(2,256.60坪)
交通(アクセス) 地下鉄東西線「二条城前」駅徒歩3分
地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅徒歩10分
客室数 161室
客室の広さ プレミアルーム(90室)   :51~66m2
デラックスルーム(54室)  :43~50m2
スイートルーム(17室)   :63~214m2
料飲施設 オールデイダイニング
シグネチャーレストラン
スパ サーマル・スプリング(天然温泉を利用した温浴施設)
プライベート温泉2室
トリートメントルーム4室
その他施設 バー、フィットネスジム など
総支配人 楠井 学
運営会社 三井不動産リゾートマネジメント株式会社※

※ 三井不動産リゾートマネジメント株式会社は、三井不動産の100%子会社であり、当ホテル、「ハレクラニ沖縄」(2019年7月26日開業・計360室)、および「フォーシーズンズホテル東京大手町」(2020年夏開業予定・計193室)の運営会社となります。

 


■ホテル立地に関する情報
(広域図)

 

(周辺図)

【参考】デザイナープロフィール ※プレスリリースより

マスターデザインアドバイザー
栗生明(くりゅう あきら)氏

千葉県生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修了後、(株)槇総合計画事務所勤務を経て、1979年(株)栗生総合計画事務所設立。
環境と融合し、その建築が存在することで「風景」になるような、品格ある建築を目指すとともに、様々な分野のデザイナーとのコラボレーションを通じて総合的に環境をデザインしている。
主な建築作品として、植村直己冒険館、平等院(鳳翔館)、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館、伊勢神宮(せんぐう館)、国立奈良博物館(なら仏像館)など。愛・地球博、浜名湖花博など、博覧会にも建築ディレクターとして参加している。

インテリアデザイン(客室・ロビー)
Andre Fu(アンドレ・フー)氏

香港生まれ。ケンブリッジ大学大学院建築学修了後、2000年AFSO設立。
現代性、快適性、心地よいラグジュアリーという根源的な気質に根ざしたフー氏のデザイン哲学は、文化が異なっても通じる美学であり、多くの国を行き渡ってきたフー氏独自のライフスタイルを反映したものである。
ザ アッパー ハウス 香港のデザインを手掛け、一躍世界のトップデザイナーに。その後アンダーズ シンガポール、ロンドンのバークレイホテル(パビリオンスイート)を手掛ける。日本における主な作品として、シャングリ・ラ ホテル 東京(ピャチェーレ、なだ万、ホライゾンクラブラウンジ)、フォーシーズンズホテル丸の内 東京(モティーフ)などがある。

ランドスケープデザイン
宮城俊作(みやぎ しゅんさく)氏

京都府生まれ。ハーバード大学デザイン学部大学院修了後、千葉大学緑地環境学科助教授、奈良女子大学大学院住環境学専攻教授を、放送大学教授を経て、2019 年より東京大学大学院教授。1992年設計組織プレイスメディアのパートナーに就任。国内外の数々のランドスケープデザイン、アーバンデザインのプロジェクトに携わる。
近年の主な作品に、東京ガーデンテラス紀尾井町、GINZA SIX GARDEN、JP Tower / KITTE、伊勢神宮(せんぐう館)のランドスケープデザインなど。2009年より宗教法人・平等院の代表役員をつとめる。

インテリアデザイン(SPA・レストラン)
赤尾洋平(あかお ようへい)氏

広島県生まれ。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒業後、(株)空環計画研究所勤務、(株)スーパーポテト勤務を経て、2011年(株)STRICKLAND設立。ホテルの料飲施設のインテリアデザインを数多く手掛ける。
主な作品として、ザ・リッツ・カールトン ランカウイ(ランカウイ キッチン、ハイ・ヤン、ザ ビーチグリル、ホライズン)、ザ・リッツ・カールトン マカオ(ライヒーン)、フォーシーズンズホテル京都(鮨和魂)などがある。
近年ではホテル1棟全てデザインしたハイアットセントリック銀座東京がある。

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