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コミュニケーション科学研究所

全国縦断マーケット調査 栃木県

【月刊HOTERES 2015年08月号】
2015年07月30日(木)
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那須高原
 
 栃木県の観光入り込み数は2010 年の時点で8500 万人となっている。その中で上位の地域は、宇都宮、日光、佐野そして那須塩原の4 地域であり全体の50%を占める。那須塩原は旧黒磯市が中心だが、本来の那須町はこれとは別に500 万人の入り込みがあり、那須地方合計では1500 万人となり県の20%を占め、トップの観光地といえる。那須塩原市は塩原などの温泉と那須野が原の豊かな自然が特徴となっている。他方、那須町は那須高原と言われ、北西部には雄大な那須連山の主峰茶臼岳(1915m)が聳え、山麓地帯には歴史の古い那須温泉郷がある。明治時代から皇室静養地の御用邸があり、平成天皇が戦時中疎開していたところでもある。最近は那須動物王国やフラワーパークが家族連れや若い人の人気を集めている。
 
第2 次産業比率が高い
 
 当県の面積は6408.3㎢で全国20 位と中ごろに位置する。人口は198.0 万人で18 位。年齢構成を見ると、14 歳以下の幼年人口13.2%、生産年齢人口62.6%。老年人口24.2%となっており、高齢化の進行は全国平均より遅い。県民分配所得は5.9 兆円で全国14 位とベスト15 に入る。お隣の群馬県より高いが茨城県より低い。一人当たり所得は295.5 万円で全国8 位とベスト10 に入る。産業別では、1 次産業1.9%、2 次35.9%、3 次62.2%で、全国平均と比べると2 次産業比率が高い。茨城県についで全国第6 位と大健闘している。一人当たり工業生産額は373.8 万円で全国9 位と健闘している。
 
ホテルの伸びは高い
 
 飲食店は09 年で1 万81 店ある。内訳を見ると、食堂レストランは1344 店で13.3%を占める。専門料理店は3079 店で30.5%。その中では、中華料理店が多く1261 店で12.5%を占める。次が日本料理店で865 店、8.6%と続いている。その他、そば・うどん店は951 店(9.4%)、すし店は506 店(5.0%)ある。遊興飲食店の酒場ビヤホールは1885 店(18.7%)、バー・キャバレー・ナイトクラブは1333 店(13.2%)と両者あわせて31.9%と全体の4割強を占める。そのほか、喫茶店は519 店(5.1%)、ハンバーガーその他の飲食店は444 店(4.4%)となっている。09 年の調査から分離された「持ち帰り・配達・飲食サービス業」は650 店ある。2012 年のホテル数は167 軒、客室数は1 万570 室ある。90 年からの伸び率を見るとホテル数は全国の82.3%に対して98.8%、客室数は105.1%に対して135.7%と、ともに全国平均を上回る。
 
※このほか本誌では経済的地位、年齢区分、工業統計、飲食店動向、県庁所在地の世帯あたり年間外食支出、都市別商業動向、外食チェーン出店状況、婚姻・離婚動向、各都市の人口増減率と小売販売増加率との相関、各都市の人口推移、長期商業統計、温泉地宿泊者数、ホテル・旅館数、観光・行楽活動参加率、各都市の人口一人あたり小売商品販売額を掲載しています。
 
データ詳細は本誌ご購入、または電子版有料版にご登録いただけますようおねがいいたします。

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