ログイン
検索
  • TOP  > 
  • 記事一覧  > 
  • 日本フードサービス協会 2015年5月の外食産業市場動向 3カ月ぶり、全体売り上げは前年を上回る
日本フードサービス協会

2015年5月の外食産業市場動向 3カ月ぶり、全体売り上げは前年を上回る

【月刊HOTERES 2015年07月号】
2015年07月23日(木)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 5 月は、GW を含む土日休日数が前年より多く、またGW 中も好天に恵まれたこと、全国的に気温が高かったこと等から、ファミリーレストラン(FR)、ディナーレストラン(DR)を中心に客数、売り上げが好調に推移し、全体売り上げは100.8%と3 カ月ぶりに前年を上回った。一方、ファストフード(FF)は、洋風の低迷が影響し、6 カ月連続して売り上げが前年を下回った。

 FF 業態の全体売り上げは97.0%と前年を下回った。洋風は、キャンペーンが奏功し好調となったところもあったが、異物混入問題の影響が引き続き残り売り上げは89.1%と大きくマイナスとなった。和風は、引き続き、客数は厳しいものの客単価は上昇し、売り上げは104.6%となった。麺類は、新メニューが好調で客数・客単価ともに伸び、売り上げは109.1%と大きく伸びた。持ち帰り米飯・回転すしは、一部で昨年値引きキャンペーンを行なっていた反動で、客数減、売り上げもわずかに前年を下回った。その他は「アイスクリーム」が気温が高かったことや、GW に行なった値引きキャンペーンなどが好調で、売り上げはプラスとなった。
 
 FR 業態の全体売り上げは106.6%と、好調を維持し25 カ月連続して前年を上回った。業種別では「中華」で客数が前年を下回った以外は、客数・客単価・売り上げとも引き続き好調で、前年を上回った。
 
 パブ・居酒屋業態は、「パブ・ビアホール」は気温が高い日が多かったことなどから好調となった一方、「居酒屋」は店舗数が減少している影響もあり、引き続き客数・売り上げはマイナスとなった。
 
 ディナーレストラン業態は、出店効果で客数がプラスとなったことに加え、客単価が引き続き好調で、売り上げは前年を上回った。
 
 喫茶業態は、土日休日が多かったことから、ビジネス街立地の店では客数はマイナスとなったが、引き続き季節メニュー等で客単価が上昇、売り上げは前年を上回った。

月刊HOTERES[ホテレス]最新号
2025年04月15日号
2025年04月15日号
本体6,600円(税込)
【特別企画】大阪・関西万博開幕 関西エリアのリーダーたちが描くそれぞれ…
【特集】
2025年日本のホテルチェーングループ一覧 前編

■業界人必読ニュース

■アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヶ月
CLOSE