「カピターノ・ミッキー・スーペリアルーム」(37㎡)。ベッドタイプはツイン・ダブル。料金は3 名利用で4 万 6000 円~ 7 万700 円 ©Disney
東京ディズニーリゾート初のテーマパーク一体型ホテルとして開業した東京ディズニーシー・ホテルミラコスタが、客室フロアを大規模改装し、6 月8 日から順次リニューアルオープンした。
新客室は『ミッキーと仲間たちの航海』をテーマに、3 タイプの客室が誕生。パークの余韻が残るデザインは、新客室だけではなく、客室廊下から続く。客室フロア全体に、ミッキー船長と仲間たちのさまざまな冒険の様子が描かれており、ゲストを楽しませる。
新客室の中でも目玉となるのが、トスカーナ・サイドに新設された「カピターノ・ミッキー・スーペリアルーム/トリプルルーム」(37 ~ 43㎡)。定員数は大人3 名。レギュラーベッド2 台またはダブルベッド1 台のほか、トランドルベッドを常設し、3 名利用まで同一料金で宿泊可能とした。イタリア語で「船長」や「隊長」を意味するカピターノと名付けられた新客室は、前述のテーマをもとに、壁にはガリオン船での航海の様子、天井には夜空を彩る星座が描かれている。改装前に比べ、キャラクター色を全面に打ち出したことが最大の特徴とも言える。
ヴェネツィア・サイドとポルト・パラディーゾ・サイドの客室は、『古き良きイタリア』のコンセプトを継承し、窓の外に広がるパークの街並みと一体化したデザインに変更。人気の高いディズニーキャラクターのオリジナルルームアメニティは従来どおり。
ミリアルリゾートホテルズは今年2 月、東京ディズニーランドホテルの客室改装も実施し、次々と新しい商品提供を行なっている。ミリアルリゾートホテルズ運営の3ホテルは年間で約200 万人のゲストを迎えており、その利益をパーク同様、ゲストに還元していく考えである。
取材・本誌 長谷川耕平





