illy のカプセルコーヒーシステムが差別化された客室空間を演出
illyでは、ホテルの客室へのカプセルコーヒーシステム「IPERESPRESSO」の導入にも力を入れている。キーコーヒーは芳醇な香りと深いコクの本格的なエスプレッソが簡単操作で抽出できるカプセル式のマシンを2011 年に導入して以来、その導入によるホテルのグレードアップ事例を積み重ねてきた。幅10㎝のコンパクトボディを持つ最新機種「FrancisFrancis! Y3」は、ホテルの客室という限られたスペースの中でも、スタイリッシュな世界観を表現してくれるだろう。
世界的に高い評価を受けているillyブランドだけに、日本のホテルの中でもグレードの高い客室に設置されるケースがほとんど。また、限られた客室数で高級感のある展開をしている温泉旅館においては、全室に設置されているケースも見られる。「差別化を図りたい」「個性を出したい」「もっとエッジを効かせたい」という感性にも訴えていきたいという思いを持つホテルのニーズに応えられるアイテムとして、illy のカプセルコーヒーシステムがホテル、旅館の客室で活用されているのである。
お客さまに非日常の体験を提供するilly ブランドのシーンづくり
ハイグレードな客室でilly のエスプレッソを飲むシーンは、非日常の体験としてお客さまの記憶にしっかりと刻み込まれるだろう。illy の普及に努めるキーコーヒーにとって、ブランドビジネスの展開という側面から言っても、こうしたシーンづくりは重要なポイントとなる。
本格的なイタリアンエスプレッソを楽しむシーンづくりをホテルの客室が仕掛けていく方向性は、将来にわたり一層の増加が見込まれるインバウンドのお客さまに対する訴求力の向上という意味合いにおいても、有効な方法と捉えることができるはずだ。そしてそうしたシーンづくりは、本物の価値を提供するillyブランドによって実現されていくだろう。ホテルの顔であるコーヒーの価値を高める試みは、国内外に向けた訴求力の向上に確実につながっていく。
採用事例:パークホテル東京
〒105-7227 東京都港区東新橋1-7-1
汐留メディアタワー(フロント25 階)
☎ 03・6252・1111( 代)
東京・汐留のパークホテル東京では2014 年2 月からプレミアムツイン全室にilly のエスプレッソマシン「Y1.1」を導入している。宿泊客の約8 割が欧米を中心とした外国人の利用という同ホテルにとって、illy はより身近で信頼のブランドと言える。
「東日本大震災以降、ホテルの質を高めていこうという方針の中で、品質向上のためのアイテムとして同マシンを採用しました。当ホテルは『デザインホテルズ』に加盟しており、備品類には常にデザイン性の高いものを求めてきましたが、illy のエスプレッソマシンはスタイリッシュでわれわれが求めているデザイン性と本場イタリアの品質を備えていました」と宿泊支配人の小野淳志氏は話す。客室にはもともとキーコーヒーのドリップコーヒーが常備されており、その信頼関係から備品の提供やメンテナンスの充実など、安心感へとつながっている。

