アジアで拡大するレッド・プラネット・ホテルズ傘下の企業として日本で「レッド・プラネット」ブランドのホテルを展開する㈱レッド・プラネット・ジャパン。同社は日本でもそのネットワークを着実に拡大し続ける。本稿では同社代表取締役社長兼CEOであり、レッド・プラネット・ホテルズのCEO 兼Executive Directorも務めるティム・ハッシング氏に、レッド・プラネット・ジャパンの現状や今後の構想について聞いた。
ティム・ハンシング 氏
(TIMOTHY HANSING)
Whitbread Hotel Group, Thistle Hotels, Canadian Pacific などさまざまなホテル企業でオペレーション業務に従事した後、ロンドンのPannell KerrForster Associates ではシニアコンサルタントを(1993 年〜96 年)、Arthur Andersen では中東及びアフリカの不動産&ホスピタリティーサービスグループのディレクターを(96 年〜99 年)、Movenpick Hotels & Resorts では開発担当上席副社長を(99 年〜2002 年)、Kingdom HotelInvestments ではアクイジションの上席副社長を務め、10 年に3名の仲間とともにレッド・プラネット・ホテルズを設立。現在に至る。
株式会社レッド・プラネット・ジャパン
2010 年に設立された
レッド・プラネット・ホテルズ
❒ まずはレッド・プラネット・ホテルズについて紹介をお願いします。
レッド・プラネット・ホテルズは、2010年に設立されたホテル運営企業です。アジア地域で急成長を続ける宿泊主体型ホテルにフォーカスをし、現在日本、フィリピン、インドネシア、タイでホテル運営軒数を増やし続けています。
グループ全体では30 軒のホテルを運営し、7 軒が開発中です。日本では東京の浅草と五反田、名古屋、沖縄、札幌の計5 軒のホテルを運営し、2019 年に札幌でもう1 軒開業予定です。
本社はタイのバンコクにありますが、インドネシアと日本で子会社を設立しており、それぞれが上場をしています。