京王プラザホテル札幌(札幌市中央区)は、4億5000万円を投じて16~17階(57室)をコンフォートフロア、18階(30室)をプレミアフロアとして改装し、5月1日から販売を開始する。
今回の改装では増加する外国人旅行客をメインターゲットに据え、特に富裕層の個人客の獲得をねらう。同ホテルの外国人客の割合はリーマンショック以降減少傾向が続き、2011 年度は20.9%まで落ち込んだが、その後13 年度は33.7%、14 年度は36%を見込むなど順調に回復、今後も堅調が続くと予想。さらに来春の北海道新幹線開業(新青森駅~新函館北斗駅)もにらむ。
改装後は和の要素を取り入れた落ち着きのあるデザインに。ホテルの特徴である札幌の街を一望する大きな窓を生かし、窓辺にペンダントライトとソファを設置する。またプレミアフロアには世界最高水準を誇る今治タオル、ミキモトコスメティクスのアメニティなど日本ブランドを用意。そのほか両フロアともに加湿機能付き空気清浄器やズボンプレッサーまたはアイロン、セーフティーボックスを導入するなど快適性と利便性の向上を図る。




関連情報
- 京王プラザホテル札幌
- URL:https://www.keioplaza-sapporo.co.jp/