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データファイル  全国縦断マーケット調査 

埼玉県

【月刊HOTERES 2017年08月号】
2017年08月17日(木)
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「小江戸」川越活況700 万人
 埼玉県の観光入込数は平成27 年延べ1 億5000 万人と推計される。しかし、当県は首都圏の中にあって、都市型観光が主であり全体の4 割を占める。県内を見回しても観光の目玉となる派手な資源は見当たらない。その中にあって、観光客数をのばしているのは、川越である。当市は、江戸時代は川越藩の城下町として栄え、明治期には県内第一の商業地として栄えた。近年は、中核都市、業務核都市に指定され、都市機能も充実してきた。一方では、東京に近く、江戸時代からの歴史建造物や蔵など、歴史を感じさせる町並みは「小江戸」として、首都圏や全国から、観光客が増加している。最近は海外からのインバウンドにも人気が上がっている。市街は重要建造物保存地区に指定され、江戸天下祭りを受け継ぐ川越祭りやユネスコの文化遺産に登録された山車などもあって、平成28 年には観光客数は700 万人を超えるほどになっている。
 
県民分配所得全国第5
 当県の面積は3797.8㎢で全国39 位。奈良県より大きく、滋賀県より小さい。人口は718.7 万人で全国5 位で、千葉県より大きく、愛知県より小さい。年齢構成をみると14 歳以下の幼年人口は12.8%、15 ~ 64 歳の生産年齢人口は62.3%、65 歳以上の老年人口は24.8%で、全国と比較すると高齢化はさほど進んではいない。県民分配所得は20.6 兆円で全国5 位。一人当たり所得は285.9 万円であり、全国で徳島県に次いで第19 位となっている。産業別構成比をみると、第1 次産業は0.6%、第2 次産業は25.1%、第3 次産業は73.4%で、全国平均と比べると2 次産業比率がやや高い。工業出荷額は12.4兆円で全国7 位、人口当たりでは172.8 万円で全国32 位となっている。
 
ホテルは軒数・客室数とも低迷
 飲食店数は14 年で2 万5484 店。内訳をみると、食堂レストランが1734 店で6.8%、専門料理店が8241 店で32.3%を占める。その中で多いのは中華料理店の3117 店で12.2%を占める。次いで日本料理店が2238 店の9.0%と続いている。そのほか、すし店が1054 店(4.1%)、そば・うどん店が2249 店(8.8%)となっている。また遊興飲食店のバー・キャバレー・ナイトクラブは2506 店(9.8%)、酒場・ビアホールは6812 店(26.7%)と、両者で36.5%を占める。以上のほか喫茶店は1725 店(6.8%)、ハンバーガーなどその他の飲食店は1089 店(4.3%)である。09 年調査から飲食店が分離された「持ち帰り・配達飲食サービス業」は2380 店である。ホテル数は14 年で362 軒、客室数は1 万5898 室で、90 年からの伸び率をみると、ホテル数は全国の82.3%に対して当県は39.2%と平均を下回っている。客室数は全国の105.1%に対して当県は86.9%の伸びで、平均を下回っている。
 
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