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ジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズ

オキナワ マリオット リゾート & スパ、ジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズが買収

2015年06月08日(月)
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 ジャパン・ホテル・リート投資法人が資産の運用を委託する資産運用会社ジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズ㈱は6月4日、オキナワ マリオット リゾート スパの取得および貸借を決定したと発表した。取得予定日は7月10日、取得予定価格は149億5000万円。
 
 取得および貸借の理由について、同社リリースによると次のとおり。
 
本投資法人の定める戦略的投資対象地域の中でも沖縄エリアは高い成長が見込まれ、本投資法人としては、以下の理由から取得予定資産を変動賃料と固定賃料を組み合わせた賃料体系で取得することにより、「安定性とアップサイド・ポテンシャルの両立」が追求できると考え、本件取得を決定しました。

① 観光推進施策等による沖縄マーケットの成長期待
 

国内外のレジャー需要の強さを持ち、国・県による観光推進施策の実施に加えて、株式会社ユー・エス・ジェイが発表し、日本政府も支援を発表した沖縄県での新テーマパーク開発等が計画されている沖縄を、本投資法人では今後大きな成長が期待できるGrowing Marketであると考えていること。

② 沖縄マーケットでのアップサイド追求
 
今後大きな成長が期待できる沖縄におけるホテルの成長局面にはエリア及びグレードにより違いがあり、成長が進んでいるカテゴリー順に「那覇エリア」、「ミドルクラスリゾート」及び「ラグジュアリークラスリゾート」の3つに分類されると本投資法人は考えています。
沖縄マーケットの現在の成長ドライバーは、訪日外国人(以下「インバウンド」といいます。)及び格安航空会社(LCC)により増加している価格重視の観光客からなる顧客セグメントであり、この顧客セグメントの恩恵を最も受けているのは、本投資法人が所有する「メルキュールホテル沖縄那覇」が属する「那覇エリア」です。これに次いで高い成長が見込める「ミドルクラスリゾート」に属する「ザ・ビーチタワー沖縄」は、固定賃料方式であるため安定的な収益の確保に寄与している一方で収益のアップサイドを享受することができないところ、今回固定賃料と変動賃料を組み合わせた賃料体系で取得予定資産を取得することにより、「ミドルクラスリゾート」の顧客セグメントを取込み、収益のアップサイドを追求できること。

③ 世界的に著名なブランドを冠した大型物件の取得
 
取得予定資産は、世界有数のインターナショナル・ブランド「マリオット」を冠した大型リゾートホテルであり、46㎡を基準とする広い客室のみならず、スパ・フィットネスや県内最大規模のガーデンプール等、リゾートホテルならではの施設を備えている等ハード面で高い優位性があり、更に国際的に高い認知度を誇る「マリオット」ブランドにより、増加が期待される国内外のレジャー需要を取り込む事で、アップサイドを追求できること。
 
なお、本投資法人は、信用力及びホテル運営能力を総合的に評価のうえ、ホテル賃借人の選定を行うことをテナントの選定基準としており、取得予定資産の賃借人に関しては、本投資法人の定めるテナントの選定基準に適合していると判断しています。
 
ジャパン・ホテル・リート投資法人
http://www.jhrth.co.jp/

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