㈱呉竹荘(本社・静岡県浜松市、山下智司社長)はベトナム・ハノイの中心部に海外初進出となる「くれたけ イン ハノイ」を6 月1日着工、2016 年1 月1日開業を目指す。
同事業は呉竹荘グループとハノイ市の有力デベロッパーである㈱ビエン・ドン不動産グループ、㈱N&Vとの共同出資会社、日越ホテル㈱が開発するもので投資額は約5 億円を見込む。日越ホテル㈱の株式比率は呉竹荘グループ 75%、㈱ビエン・ドン不動産グループ20%、㈱N&V5%)。
ホテルは地上10 階、地下1 階建てで客室数88 室。男女大浴場と、ブッフェスタイルの朝食とランチ、夜は居酒屋風サービスを提供する和食レストランを付帯。デザインにこだわった内外観や室料も60~75USドルと日本と同程度とすることで、日本人ビジネスマンおよび観光客の集客を図る。初年度売り上げ目標は2 億2000 万円で客室稼働率70%、3年後は2 億5000 万円・80% を想定する。
呉竹荘グループでは海外事業を今後の成長分野の一つに位置付け、ASEAN を中心に展開する方針を明示。今回出店したべトナムは経済の高成長や静岡県西部地域の輸送産業をはじめ多くの日本企業の進出、観光地としての人気など好条件が揃っており、近いうちに4~5 ホテルの開業を視野に入れる。さらには韓国・タイ・インドネシアでも展開予定で、台湾・フィリピンへの出店も検討中としている。<ア>
呉竹荘
ベトナム・ハノイに2016 年1 月「くれたけ イン ハノイ」開業 海外初進出!後続案件も目白押し
【月刊HOTERES 2015年06月号】
2015年06月03日(水)