いまやゲストはホテル・旅館以外にも、複数の選択肢の中から宿を選ぶ時代。その背景にあるのは、宿泊費の高騰と、価格帯が安く斬新なデザインを売りにした宿泊施設の登場である。
以前は簡易宿所と聞けば、狭くてチープな客室のカプセルホテルをイメージすることが一般的だったのではないだろうか。だが、時代とともに簡易宿所は進化。飛行機のファーストクラスをイメージしたファーストキャビンや、都市生活をコンセプトに置いたナインアワーズのデザインが注目を集め、簡易宿所はさまざまなメディアでオシャレなデザインとして紹介される時代となった。また、簡易宿所以外にも、夜間滞在できる施設は増加。温浴施設、漫画喫茶、インターネットカフェなど、娯楽を目的とした施設にビジネスマンや旅行客が滞在するケースも。そして、昨今新たに注目を集める民泊施設。もはやホテルのライバルはホテル・旅館だけではない。そこで、編集部が注目した滞在できる施設をビジュアル中心に紹介する。
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CONTENTS
総論
日本独特の田舎暮らしを体験できる
「High Quality Hostel AIBIYA」
斬新なコンセプトとデザイン性が注目を集める
「泊まれる本屋」とは
BOOK AND BED TOKYO
宿泊施設のキャッシュレス決済が生み出すメリットとは
㈱アールストア 淺井 佳 代表取締役
コイニー㈱ 佐俣奈緒子 代表取締役社長
地方創生に一役
ユニークな「パンダLAND」のドーム型ホテル
㈲デコラボ
ホテルを思わせる空間演出
女性顧客から信頼を得る「グランサイバーカフェ」