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STRグローバル 

2015年3月 世界4地区と国・都市別ホテル客室指標

【月刊HOTERES 2015年05月号】
2015年05月27日(水)
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ホスピタリティー産業関係者に多様なデータを提供しているSTR グローバル(本社・ロンドン)は、4 月30 日、世界4 地区(対象約5 万ホテル・675 万室)における2015年3月のホテル客室3指標を発表した。なお、日本の都市、リゾート別詳細データに関するお問い合わせは、STR グローバル日本担当の石田恵氏(mishida@strglobal.com または080-3396-9092)まで。

3 指標のすべてで減少傾向の
アジア・パシフィック
 
 アジア・パシフィック全体の稼働率、客室平均単価( 以下ADR)と販売可能客室一室当たり収益(以下RevPAR)は、すべて減少していることが分かった。
 3 月のアジア・パシフィックの稼働率は68. 7 %(0. 3 % 減)、ADR はUS$111. 16(5. 9 % 減)、RevPAR はUS$76.34(6.2%減)だった。
 今回の調査にあたり、STR グローバルのマネージングディレクターであるエリザベス・ウィンクルは次のようにコメントした。
「タイは稼働率77.1 %(23.4 %)、RevPARTHB2862.64(23.9%増)と最も上昇しました。タイのパフォーマンスでは昨年のクーデターの影響が減少し、昨年比において改善しています。
 また、ニュージーランドはRevPARにおいてNZD143.41(23.0%増)を達成し、ニュージーランドとオーストラリアはICC クリケットワールドカップの開催によりReevPAR を上昇させました」
 主な市場動向として、稼働率はタイのバンコクが稼動率78.6%(42.9%増)と最も上昇した。ほか、中国の三亜の65.2%(10.2%)が二ケタの上昇を見せた。大きく下落したのはインドネシアのジャカルタ61.0%(12.4%減)とインドネシアのバリ52.7%(10.7%減)である。
 ADR が最も上昇したのは大阪1 万5192.50 円(23.5%増)、続いてニュージーランドのオークランドNZD189.36(23. 0%増)である。反対に下落したのは韓国のソウルKRW18 万3997.94(11. 4%減)。
 RevPAR ではバンコクTHB2622.17(54.9 % 増) と大阪1 万4133.95円(30.4%増)が最も上昇し、ソウルKRW120686.34(16.9%減)とクアランプールMYR272.45(13.1%減)が最も下落した。

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