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データファイル コミュニケーション科学研究所 

全国縦断マーケット調査 熊本県

【月刊HOTERES 2017年01月号】
2017年01月13日(金)
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復興の目玉は熊本城、阿蘇、くまモン
 本年4 月には震度7 の巨大地震が当県を襲い、131 人の犠牲者を出した。当県の観光に対する影響は相当に重いと懸念される。そんな中本年7 月、大震災の3 カ月後、全国3300 人の人を対象に熊本についてのアンケート調査が行なわれた。九州7 県の中で分野別に魅力度を聞いたところ、当県は「名所・旧跡」「自然」「ゆるキャラ」の3 項目で第1 位となった。名所・旧跡は熊本城の魅力が特に大きく、「自然」については阿蘇地方の阿蘇ファームランドなどが評価されている。ゆるキャラについては今回初めて質問に加えたが、くまモンの人気が高く九州の残り6 県を圧倒した。また、食の魅力については福岡が強く当県は5 位と低いが、馬刺しの魅力は高い評価を得ている。
 
1 次産業生産比率全国3
 当県の面積は7409.4㎢で全国15 位と宮崎県より小さく、宮城県より大きい。人口は180.0 万人で全国23 位。沖縄県より大きく、三重県より小さい。年齢構成をみると14 歳以下の幼年人口は13.6%、15 ~ 64 歳の生産年齢人口は57.8%、65歳以上の老年人口は28.6%で、全国と比較すると高齢化が進んでいる。県民分配所得は4.4 兆円で全国25 位。一人当たり所得は242.2 万円であり、全国で長崎県に次いで第42 位と低い。産業別構成比をみると第1 次産業は3.4%、第2 次産業は22.4%、第3 次産業は73.4%で、全国平均と比べると1次産業比率が高い。工業出荷額は2.5 兆円で全国31 位、人口当たりは136.2 万円で全国37 位と低い。
 
ホテル客室数は伸びている
 飲食店数は14 年で7696 店。内訳をみると、食堂レストランが794 店で10.3%、専門料理店が2118 店で27.5%を占める。その中で多いのは中華料理店の647 店で8.4%を占める。次いで日本料理店が614 店の8.0%と続いている。そのほか、すし店が261 店(3.4%)、そば・うどん店が295 店(3.8%)となっている。また遊興飲食店、バー・キャバレー・ナイトクラブは1726 店(22.4%)、酒場・ビアホールは1662 店(21.6%)と多く、両者で44.0%を占める。以上のほか喫茶店は483 店(6.3%)、ハンバーガーなどその他の飲食店は338 店(4.4%)である。09 年調査から飲食店が分離された「持ち帰り・配達飲食サービス業」は889 店である。ホテル数は14 年で134 軒、客室数は9246 室で、90 年からの伸び率をみるとホテル数は全国の82.3%に対して、当県は168.0%と大きく伸びている。客室数は全国の105.1%に対して当県は230.1%の伸びで平均を上回っている。
 
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