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駐日英国大使館 DESIGN UK 2015 セミナー

 「ロンドン(2012)から東京(2020)へ、進化するホテルデザイン! 〜レピュテーションで浮かび上がるデザインの重要性〜」

【月刊HOTERES 2016年01月号】
2016年01月08日(金)
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当日は100 名を超える来場者で大盛況だった

「駐日英国大使館 DESIGN UK 2015 セミナー」が2015 年11 月2日に開催された。開会の挨拶に立った駐日英国大使のティム・ヒッチンズ氏は、先にイングランドで開催されたラグビーワールドカップ予選ラウンドにおける日本代表チームの活躍を賞賛するとともに、2019 年に予定されている日本大会がより一層、世界から注目されることになったと述べた。DESIGN UK は英国の優れたクリエイティブ産業の中で、特にプロダクト、グラフィックをはじめ、建築、インテリアなどデザインにフォーカスしたプロモーションで、日本の英国大使館とブリティッシュカウンシルが2004 年から開始した。これまでさまざまな切り口でのセミナー、ワークショップ、エキシビションなどの活動を通じて、日英企業のコラボレーションを中心とした多くの新規ビジネスを創出してきた。
取材協力:駐日英国大使館 柳澤彰子/取材・文:高澤豊希/ 撮影:木下賀文

文化や言語の異なる世界から訪れる人々が
寛ぎ、感動できる空間デザインが必要
 
「駐日大使館 DESIGNUK 2015 セミナー」はインテリアデザインをテーマに開催された。日本を舞台とする2019年のラグビーワールドカップ、2020 年のオリンピック・パラリンピックに向けてさらなる増加が期待されるインバウンドを迎えるホテル業界に注目しながら、デザインが担う役割を考える内容となった。
 
「ホスピタリティーインフラの柱となるホテル業界においては、外資系企業の新たな進出、国内ブランドの新築・改装など、既に大きな動きが始まっています」と駐日英国大使のティム・ヒッチンズ氏は挨拶の中で語った。「そこでは日本のおもてなしの精神とともに、文化や言語の異なる世界中から訪れる人々が寛ぎ、感動できる空間デザインが求められています。さらに重要なのは、ロンドンがオリンピック開催後も今なお多くの観光客を世界中から引き寄せているように、大会終了後も持続的にインバウンドを惹きつけていく方法について考えることです」
 
その方法を考えるヒントを得るために、今回は英国から招聘したインテリアデザインに関わる3人のプロフェッショナルによる講演とパネルディスカッションを展開。大規模なスポーツイベントを絶好のビジネスフックとして活かす方向性について、デザインの観点から考察する試みがなされた。


ティム・ヒッチンズ(Tim Hitchens) 英国大使

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