東急リゾーツ&ステイ株式会社
代表取締役社長
粟辻 稔泰 氏
持続可能性と地域連携に向けて
2023年には旅行需要とともに訪日旅行客もコロナ以前の水準まで回復してきたことで、2024年はホテル業界が新たな時代を迎える年と感じております。一方、人手不足や環境への向き合い方など大きな課題も顕在化しており、その中で私たちは業務の効率化やデジタルの活用に取り組むだけでなく、地域と連携することで持続可能性を追求してまいります。
本年の5月には箱根・宮城野の地に「nol kyoto sanjo」に続く「nol(ノル)」ブランド2号店「nol hakone myojindai」が開業される予定です。東急不動産グループのホテルを運営する私たちとしては、このホテルで地域の魅力を最大限に生かし、箱根の自然や文化を存分に楽しんでいただけるようなサービスをご用意してまいります。
これからも訪れるすべてのお客さまに「繰り返し訪れていただきたい」という想いを込め、プロフェッショナルとして、豊かな時間と体験をご提供してまいります。また、私たちが掲げる、経済と環境の好循環を目指す「もりぐらし」という取り組みを通して、地域とともに自然を育み、未来へ繋いでいく活動を推進してまいります。