東京ホテル会
代表
髙部 彦二 氏
2024年もこの調子で進んでほしい
今年の東京ホテル会はRevPAR平均1万5000円が狙えると確信しております。昨年のRevPAR平均の最高値が11月の1万4155円でしたので、航空便さえ増えればあと1000円伸ばせると考えております。
昨年は苦しかったコロナ禍より抜け出し、明るい兆しが見えてきた年でした。円安によるインバウンド客の激増とコロナの扱いが5類に変わったことで一般観光客、スポーツ系団体、修学旅行、コンサートや催事関係が目白押しとなったことで東京の宿泊施設は一気に活況を呈してまいりました。ウクライナやイスラエル等での戦争や中国の景気後退の不安要素はございますが、今年もインバウンド客は増え続けることと思います。
悩ましい問題として、トコジラミの問題が出てまいりました、一難去ってまた一難です。ニュースではフランスと韓国で大発生しているとのことですが、やがては日本にも来襲することと思います。旅行では安心・安全・清潔は必須と思います。トコジラミ対策についても行政等と協力して水際で防げればよいなと思っております。