ヒルトン
日本・韓国・ミクロネシア地区代表
ティモシー・ソーパー 氏
新ブランド展開などで幅広いニーズに対応
日本進出60周年という節目を迎えた2023年は、旅行需要の拡大によりビジネスは大幅に回復し、好調な結果となりました。今年は中国からのレジャー客および国際線便数の増加を想定しており、さらに旅行・観光市場は成長すると見ています。
今年は大阪・京都で4軒のホテル開業を予定しており、その中には、日本初進出となるライフスタイルブランド「キャノピーbyヒルトン」が含まれます。お客さまの旅行の目的やニーズが多様化するなか、ブランド・ポートフォリオの拡大のみならず、チームメンバー(従業員)による「おもいやり」のこもったサービスや、デジタルイノベーションなど付加価値の高いサービスを通じて、お客さまの滞在が特別なものになるよう一層努力してまいります。
開発面では、今後 5 年で50 軒展開を目指して、新ブランドの展開、地方都市やリゾート拠点など積極的に機会を開拓していきます。
また、チームメンバーにとって魅力的な職場となるよう、快適な労働環境の提供やインクルーシブな企業文化構築に引き続き注力すると同時に、人材確保に関しても会社全体で様々な取り組みを行います。
昨年、グローバルのESG戦略では新たな目標を発表しました。その達成に向けて、サステナブルな調達や会議・イベントの提供など環境負荷の軽減、NPOとの提携などを通じて地域社会への貢献を強化します。あらゆる方面で旅行・観光業界に貢献できるよう邁進してまいります。