ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド
総支配人
檜山 和司 氏
原点回帰して日本の宿文化の本質を追求
ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランドは昨年11月に開業15周年を迎えました。阪神・淡路大震災後に神戸市が推進するウォーターフロント事業の中核となるホテルとしてコンペティションで選ばれ、リーマンショック直後に開業いたしました。
開業後、様々な試練を経験いたしましたが、特に今般の新型コロナ禍で痛感したことは、危機的な状況下における顧客、リピーターの方々の変わらぬご愛顧と温かいご支援です。最近はインバウンド需要が急激に回復傾向にありますが、やはりホテルは地元の皆さまに愛されることが最も重要であると考えます。
今後も初心を忘れることなく、日本のスモール・ラグジュアリーホテルとして、世界に誇れる日本人のおもてなしの精神と宿文化の本質を追求し、少数精鋭のスタッフによるホテルの運営。セクションを超えた一人三役のマルチタスクの実践。柔軟性があり環境変化に強い組織作り。そして、お客さまを魅了するプロ集団による記憶に残るおもてなしによりロイヤルカスタマーのさらなる獲得を目指して全社一丸となり、これからも地域貢献に努めて地元の皆さまに末永く愛されるホテルを目指す所存です。