株式会社京王プラザホテル
代表取締役社長
若林 克昌 氏
常に進化し続けるホテルとして、新たな一歩を
昨年10月には日本政府観光局(JNTO)の推計値による訪日外国人旅行者数が新型コロナウイルス感染症拡大後初めて2019年同月を超え、5類感染症移行後の人流の活発化やインバウンドの急激な増加などの要因により、業界を取り巻く状況にもようやく明るい兆しが見えてきました。
京王プラザホテルは“幅広いお客さまが集い憩う広場(プラザ)でありたい”という「プラザ思想」を掲げ、1971年の開業以来さまざまな革新的な取り組みにチャレンジし、新しい商品やサービスを提案してまいりました。
今年は増加するファミリートリップに対応したコネクティングルームの増室に加え、3月に47階最上階に開放感あふれる宿泊者向け施設「SKY PLAZA IBASHO」をオープンいたします。地上170mに位置する47階は、日本初の超高層ホテルとしてオープンした当時は、展望室として多くのお客さまに親しまれており、その圧倒的な景色は訪れる方々を魅了し、来場者数は開業後半年で100万人を超えました。
今回のリニューアルにより、50年以上の歳月を経て改めて進化した、都市空間の中の「広場」としての役割を果たしていきたいと思っております。
コロナ禍を経て、人とのつながりの大切さや集うことの価値を再認識した今、お客さまが思い思いのスタイルで、思い思いに過ごせる「居場所」となるべく、これからもチャレンジを続けてまいります。