富士屋ホテル株式会社
代表取締役社長
勝俣 伸 氏
現状維持は後退である
昨年はようやく新型コロナウィルスの脅威が衰えを見せ、社会活動も正常化してまいりました。
当社におきましては、コロナ禍においても一貫して「人」を最重要視してまいりましたが、アフターコロナでの成長戦略には「人」が不可欠であります。厳しいコロナ過をくぐり抜け、今も当社ホテルで働いている社員を大切にし、育て、その働きに報いてあげられる体制を整えて行かなくてはなりません。
そのような信念のもと、当社は「多様な社員が自信と誇りを持って働けるホテル」を目標とし、全ての社員が末永く働けるよう環境を整えてまいります。
また、DX化については、ロボットの導入などあらゆる可能性を模索することで、当社社員がお客さまの「おもてなし」に専念できる環境を整えます。「全ての顧客が安心・安全・快適に利用できるホテル」となり、顧客の皆様にも当社社員にも笑顔をもたらすDX化を目指してまいります。
最後に、「社会とも地球とも共存できるホテル」を目標とし、SDGs活動の促進を図ります。自然エネルギーの活用や在庫・フードロスの削減に取り組むことで、持続的成長と企業価値の向上を目指し、地域の発展に寄与してまいります。