10月 4日、マカオの IR(統合型リゾート)企業ギャラクシー・エンターテインメントは、都内で旅行代理店を集め、IR施設「ギャラクシー・マカオ」内に、4万m2となるアジア最大級のコンベンションセンター「ギャラクシー・インターナショナル・コンベンション・センター(GICC)」と、9月 15日にアンダーズ・マカオを開業したことを発表した。また、8月末に日本で MICE法人となる「New Galaxy Entertainment Japan」を設立したことを明かした。
GICCは 1万 6000人を収容できるアリーナ、700室を超えるアンダーズ・マカオ、ミシュランの星を受賞しているレストランを含む 120店舗の飲食店やコンベンション&エグゼビジョンから構成される。記者会見で、同社はマカオにおけるアフターコロナの MICE市場に関する現状として、マカオ全体 MICEイベント開催件数は前年通期(477件)を上回る 490件超に上るという。こうした背景から、日本からの集客を見込んで MICE法人を立ち上げたという。また、ギャラクシー社は日本 IR開発に関しても意欲があり、日本の情勢を見ながら開発チャンスをつかみたい考え。
ギャラクシー・インターナショナル・コンベンション・センター(GICC)の外観